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タイ#02 真実はいつもひとつではない

Day1 変わらない信号

Puangkaew プアンゲーオ

夫にヤードムをプレゼントしてくれた、私をヤードムと出会わせてくれた、タイ在住の方と夕食へ。

ホテルをでて、大きな交差点で信号が変わるのを待っていたら、待てども待てども変わらない。たぶん10分くらい変わらなかった。一生道を渡れないかと思った。信号がない横断歩道が渡れないのは東南アジアあるあるだと思うが、信号あってもこんなに渡れないとは思わなかった。

一生渡れない交差点

なんとか無事に渡れて、到着。アソーク駅から徒歩で10分(+交差点まち10分)くらいのところにあるPuangkaewというレストラン。日本人にも人気で、美味しいタイ料理を食べられるお店だという。

当時の私は都内のタイ料理屋さんを探しては1人で食べ歩くくらい好きだったので、本場でのタイ料理に心躍らせていた。いくつかおすすめを選んでいただき、色鮮やかな料理がテーブルに並んだ。

カオクルックカピ
プーパッポンカリー
空芯菜の炒め物とグリーンカレー
ムーヤーンかな?
ガイホーバイトゥーイ
鶏肉葉っぱ包み

めちゃくちゃに美味い。感動。

全部が本当に美味しくて、この旅でここでの食事が1番思い出に残ってる。グリーンカレーは本場の力を見せつけられた。辛すぎる。日本で食べるグリーンカレーが甘く感じるほど。舌と喉を刺すような辛さ。素人が気軽に手を出しちゃいけない気がした。

旅の目的の2つ目も、もう達成したと言ってもいいくらい大満足の夕食だった。タイ料理最高。素敵なお店に連れてきていただいたことに感謝。

Soi Cowboy ソイカウボーイ

レストランからの帰り道、大人の歓楽街ソイカウボーイを通る。音楽が爆音で流れ、ネオンサインがギラギラと輝く。

カラフルなネオンサイン輝く夜の街
電線どうなってる

タイのマックとドナルド

素晴らしい食事に連れて行ってくださったことと、ヤードムにどハマりしたことのお礼を伝え、解散した。

近くにマックがあったので寄ってみた。たらふく食べたのにマックは別腹なんだよな。

合掌しているドナルド、こちらの店舗にもちゃんといました。

ワイ(合掌)でお出迎え
全身をどうぞ
斜めアングルもどうぞ

真実はいつもひとつではないということ


以前のカンボジアの記事で、ペットボトルにガソリンを入れて売っている人々をみて衝撃をうけたと書いた。

食事からの帰り道に、知人の方が教えてくれたことがある。タイでは路上に座り込み、金銭などを恵んでもらおうとしている人を多くみかける。東南アジア、東アジアを旅行していたら、目にする機会は少なくはないと思う。

実はこの行為、裏に斡旋している業者がいて、賃金を受け取った側が路上に働きにいくという、「ビジネス」なのだという。子供をつれてる、もしくは子供だけの場合もあるが、それも道行く人の気を引きやすいかららしい。電気が走るほどの衝撃だった。これはバンコクだけなのかもしれないし、そうではない方もいるだろうし、教えてもらった内容が100%真実とは限らないだろう。そのビジネス(ビジネスの概念がわからないが)をどうこういうつもりはない。しかしその発想が1ミリもなかった私にとっては、受け入れがたい現実だった。

高層ビル、高級ホテルが立ち並ぶバンコク。私の泊まっているホテルのすぐ前の道で、お金を恵んでほしいと訴えている人がいる。目に見えるものが「答え」ではない。光と影は、同時に存在する。学びの多いバンコク1日目。

つづく。

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