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コロナ禍の支援で意識すべきこと

おはようございます!


〜コロナ禍の支援で意識すべきこと〜


新型コロナウイルスは変異株の影響か気の緩みか、感染者数や重症者の方はまだ増え続けています。


経済との両立、自粛の是非など専門家の意見はそれぞれで、何を信じればいいのかわからないような状況です。


『人は見たいものを見る。信じたいものを信じる。』


という単純なロジックとメディアとの関わりを考えさせられる毎日ですね。


でも、やるべきことは自分自身の感染予防対策で、マスクや手洗い、人との接触を少なくすることに変わりありません。


間違いなく、インフルエンザやノロウイルスより手強い相手です。


偉い人たちが、決めるべきことを決めて、適切なリーダーシップを発揮してもらうことを願うばかりです。


そんなコロナ禍ですが、介護の支援はどのように進めるべきでしょうか。


現場の看護師さんやヘルパーさんは、それこそ感染予防対策の実施の徹底だと思います。


では、ケアマネジャーなど相談系の支援はどうか。


相談系の人たちは2つの点に注意して支援して欲しいと思います。


1つ目はタイミング、2つ目は連携です。


タイミングとは、電話や訪問などアプローチするタイミングのことです。


感染が拡大しているタイミングで訪問するのはどうか、悩みを抱えていそうなタイミングで一報できるか、ワクチン接種などの書類が届くタイミングでアプローチできるか。


平常時よりも“気配り”を意識しましょう。
相談とは、タイミングが命のお仕事だと思います。


2つ目の連携とは、各サービス提供事業所との連携です。


例えば、ご本人のモニタリングをする場合、デイサービスやショートステイ、訪問介護サービスの利用状況を事前にサービス提供事業所に確認してから行うべきです。


今は平常時ではありません。


すべて利用者さんから直接状況確認していては、安心感を与えることはできません。


モニタリングの前に、利用しているサービス提供事業所に電話で状況確認を行い、キャンセルの頻度や利用状況を確認するくらいの“気配り“が必要だと思います。


モニタリングの時に


『緊急事態宣言中でもデイサービス通われたんですね。』


と利用状況を把握した上で相談に行く方が話が早く、心に寄り添った支援ができますよね。


それが相談ってもんです。


『デイサービス休まれてたんですか。』


とならないように努力するのが相談支援のあるべき姿だと思います。


ちなみに


障がい福祉の相談支援専門員は各サービス提供事業所に電話でモニタリングすることが基本業務になっています。


ケアマネもコロナ禍では、実績を待たずに、サービス提供のモニタリングをしておく必要があると思います。


有事のコロナ禍の支援において、『タイミング』と『連携』は特に意識した方がいいでしょう。


それが信頼となり、安心感を与える支援に繋がると思います。


では、いってらっしゃい!


#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #新型コロナウイルス #コロナ禍

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