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介護職に求められるコロナ禍のリーダーシップ

おはようございます!


〜介護職に求められるコロナ禍のリーダーシップ〜


新型コロナウイルスは第4波を迎え、大阪は日曜日でも1200人を超え、感染は止まることを知りません。


土日の営業時間外でも利用者さんやデイサービスから新型コロナウイルス陽性の連絡が入ってくるようになりました。


医療はひっ迫し、介護業界も対応に追われています。


そんな中、介護職に求められるコロナ禍のリーダーシップについて考えてみたいと思います。


どのようなリーダーシップが求められているのでしょうか。


僕たちは新型コロナウイルスの専門家ではないため、出回っている情報から判断しなければなりません。


まず、リーダーシップに求められるのは、“情報力”です。


テレビだけではなく、ネットや市町村からの情報など、幅広く精通している必要があります。


なかなか骨の折れる作業ですが、スピード感を持ってリーダーシップを発揮しようと思えば、必ず必要な作業です。


厚生労働省からの通知や市町村からの通知などは、こちらからチェックしないと見過ごす可能性が高いので、必要な情報に自然と触れることができるよう、SNSやメール配信などを活用するといいでしょう。


次に大事なのは“発信力”です。


誰にどう伝えればいいか、タイミングや伝え方を誤ると、適切なコロナ対策を浸透させることができません。


時には危機感を強く示し、社員の行動を制御させるなど、会社や組織を守るリーダーシップを発揮しなければなりません。


感染対策を漏れなく徹底するように周知するためには、名簿や連絡マニュアルなどの活用を、それぞれの部署の責任者に負わせ、自分だけではなく、全体の発信力を高めるような工夫が必要です。


登録ヘルパーさんまで統率しようと思えば、メールなどでは響かないでしょう。


『ある事業所さんでコロナが出て大変になっている』


と時には脅すように電話する必要があることを伝えなければなりません。


最後に大事なのは、検討する機会を多く作ることです。


コロナ禍で正解を出し続けることはできません。専門家でさえ、間違います。


正しい判断はつかなくても、注意喚起や検討する機会を多く持つことができるようにすることが大切です。


『食事介助の時にフェイスシールドしといた方がよくない?』
『買い物の場所、違うところの方がいいんちゃう?』
『集金は2ヶ月に一回にしてもらおうか。』


などです。


1週間ごとに正解が変わるような事態では、判断することより問い続けることの方が大事だと思います。
(先週の正解が今週も正解とは限りません。)


しっかり情報収集する習慣をつけ、検討する機会を多く持ち、時には脅しも使いながら指示、発信する、そんなリーダーシップが介護職には求められていると思います。


今日からでも厚生労働省や市町村の配信サービスの登録、誰か1日に1人でもサービスの検討をすることをルール化するなど始めてみてはどうでしょうか。


習慣化させること、ルール化させることで、リーダーシップの負担を軽減させることもできると思います。


未曾有の事態、自分も利用者さんも職場も守るリーダーさんの負担は計り知れません。


みんなで乗り切りましょう!



では、いってらっしゃい!


#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #新型コロナウイルス #リーダーシップ

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