見出し画像

陽性者、濃厚接触者へのケアの工夫

おはようございます!


〜陽性者、濃厚接触者へのケアの工夫〜


新型コロナウイルスの第4波が来ています。


感染が拡大すると医療のひっ迫が大きな問題となりますが、在宅のサービス提供にも影響が出ます。


デイサービスなどで陽性者がでると、濃厚接触者となられることが増え、通常の対応ではなく、陽性者と同様の対応をしなければならなくなります。


(デイサービスが問題なのではなく、感染拡大していることが問題)


陽性者は原則入院ですが、濃厚接触者の場合、あるいは陽性者の入院の手配ができるまでの数日間、サービス提供が必要な場合があります。


その時の工夫について、まずは『ケアプランを最小化すること』は昨日書きました。


それでも訪問が必要な場合、防護具の着用やサービス提供時間の変更などが求められます。


防護具の着用について、玄関の外で防護服を着るとなると、『この家は感染している』という情報が近所に流れてしまうため、できるのであれば室内での着用が望ましいでしょう。


とは言え、現実的に無理なことが多く、介護者自身が感染してしまうリスクが高くなるようであれば、着用して入室するのがいいと思います。


防護服、フェイスシールドかゴーグル、マスク、手袋着用のもと、サービスを提供を行いますが、手袋は2枚装着しておきましょう。


普段であれば一つのケアごとに手指消毒や手洗いをしますが、この場合は手袋しっぱなしか、排泄介助などで手袋を替える必要があれば、2枚目だけを交換し、素手にはなるのは避けます。


手袋を装着していれば、目や鼻、口を触ろうとしないので、自分への無意識的な感染を防ぐことができます。


防護具を脱ぐのも基本的には玄関で脱ぎ、袋に入れて、室内の専用のゴミ置きを作りますが、現実的にできない家がほとんどだと思います。


室外で行い、場合によっては防護具を脱ぐためにもう1人手配してもいいと思います。


かばんや筆記用具は持ち込まず、記録などはすべて退室後に行います。


印鑑も必要ありません。
後日でいいでしょう。


そして、訪問後は直帰し、着ていた服はすぐに洗濯、シャワーやお風呂に入るべきです。


やりすぎかも知れませんが、要は一日の最後の訪問にしましょう、ということです。


訪問する時間は利用者さんの希望の時間ではなく、サービス提供者がまん延防止できる時間帯に設定するべきです。


訪問の必要なければ中断、必要であればできることはやって訪問です。


早く感染が収まりますように。



では、いってらっしゃい!



#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #新型コロナウイルス #感染予防対策

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?