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哲学対話をしてみた話。

たったの数時間、むしろ人生すべてをかけても
答えが出ないかもしれないような話。
そういうのをああでもない、こうでもない、
こうかもしれない、そうかもしれないと考え続けることがわたしは好きだ。

ひとりで黙々と考えるのも結構好きで
テーマさえあれば延々と考え続けることが割とできるのだけど
誰かと一緒に対話していくのはもっと好きだなと、哲学対話をしてみて再確認した。

自分の脳みそではそこの角は曲がらないわー!
みたいな発見、気づきがあってめちゃくちゃ面白いし、わくわくするんだよね。

当然のように書いているけどそもそも「哲学対話」ってなに?
っていう方もいると思うのだが
わたしがそれを知ったのは
ポッドキャストの「夜ふかしの読み明かし」という番組だ。

芸人の大島育宙さん(日曜劇場VIVANTの考察動画きっかけで存在を知ったw)が出演されているということで
どんな話してんだろ~と好奇心で聞いてみたら「哲学対話」という言葉に出会って。

その番組の「哲学対話」の回では、
大島さんとほか出演者であるアナウンサーの西川あやのさん、哲学者の永井玲衣さんの3人が

①(相手の話を)よく聞く
②えらいひとの言葉は使わない
③「人それぞれ」で終わらせない

という3つを約束として、
毎回違ったテーマ、「問い」をもとに考えを深めていく…ことをしている。
詳しくはここの記事がわかりやすい気がする。

テーマも本当に色々で、でも、解決しなきゃいけない
「問題」や「課題」とはやはり違って、「問い」だなあ、と思うもの。
たとえば、「結局、センスって何だろう?」
「性格良いってどういうこと?」「適度な自虐はなぜウケるのか」
など。。

え、めっちゃおもしろくない~!?!?

…ってわたしは思って。w

寝る前に聴き始めたら楽しくなちゃって眠れなくなるくらい。
脳みそめちゃくちゃ起きる。

そこでこれをわたしも実際に友達と話してみたいんじゃー!!と思い立って
ゆる募するのです。

「とりとめのない、結論の出ない話を居酒屋とかで一緒にしてくれる人…」

ありがたいことに反応をいただけて、
本当にすぐ実現できて、テーマの「問い」もポッドキャストからそのままお借りし、
あーでもない、こーでもない、いやでもそうだよね!でもこういうパターンもあるよな…!?みたいな話を思いっきりさせてもらった。
Mさん、その節はありがとう(ここで言う)。
2テーマくらいしか話してないとおもうけど、それでも数時間話したよな、、

目の前の解決事ではないことを話すのってなんでこんなに楽しいんだろ~。。
これだ!という答えが出たわけでもないのに、
話した後はすごくスッキリしているというか、満たされているんだよな。
この欲求にはなんか名前があるんだろうか…

でも、こういう話はたぶんだいぶ好き嫌いがあって
結論の出ない話、ゴールの見えづらい話が苦手な人は、、
どう、感じるんだろう?フラストレーションを感じるのか
無駄だと思って考える気が起きないのか。。。
わたしは楽しくなっちゃう側なのであまり上手に想像はできないんだけども
同じようにときめきや好奇心を持って
この哲学対話に取り組んでくれる友がいるわたしは、恵まれているよな~と思うのであった。

エネルギーが必要なものではあるから、毎日毎日!は無理なんだけど
月1とかで定期開催したいくらいには好きです。哲学対話。

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