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さらなる成長を求めて。大手総合商社から、未経験のSaaS系スタートアップへ!

こんにちは!Micoworksの採用チームです。
今回は2022年8月にMicoworksへジョインしたミコミー事業部で新規事業開発責任者を務める津村 侃(つむら かん)にインタビューを実施。なぜ、三菱商事という大手商社からスタートアップへ転職したのか、Micoworksでの仕事のやりがい、これから目指す展望などについてお話を伺いました。

津村 侃(つむら かん)
ミコミー事業部 プロダクト企画/開発チーム Senior Manager
慶應義塾大学 総合政策総合政策学部卒業。2017年に三菱商事へ新卒入社し、インド駐在を経験。エレベーター事業の貿易業務や事業投資管理などを主に担当。その後、中小企業向けの財務コンサルティング会社を創業し、代表に就任。それと並行して事業会社の財務担当取締役も経験。2022年8月にMicoworksへ入社。

経営陣の人柄とMicoworksの成長性が入社の決め手に

新卒から現在までのキャリア

ー これまでのキャリアを教えてください。

グローバルで挑戦できる環境に身をおきたくて、2017年に三菱商事へ新卒入社しました。主に自動車や産業機械などを販売する部署で、エレベーターを海外へ拡販する事業を担当していましたね。インドに駐在してからは、現地法人の経営企画室で営業や事業投資管理などを行っていました。
しかし、海外赴任中に新型コロナウイルスの感染拡大が始まって今後のキャリアを見直したことや、その過程で「自らの力でビジネスを興してみたい」という想いが重なり、三菱商事を退職しました。

ー 三菱商事を退職されてからは、経営者やフリーランスとして活動していたそうですね。

中小企業向けの財務コンサルティング会社の代表のほか、その会社の顧問先であるサブスクリプションのサービスを提供する事業会社から「組織の中に入り込んで財務を手伝ってほしい」と声がかかり、財務責任者も務めていました。
このときに初めて、「自身が感じたことや想いをプロダクトに反映させていき、それが本当に正しいのか繰り返し仮説検証を行えるビジネスだな」とSaaSビジネスに関心をもつようになりましたね。
その後、まだまだ自分の実力が足りていないと感じたため、事業は別の方へ引き継いで転職をすることにしました。

ー 大手ではなく、なぜスタートアップへ転職しようと思ったのでしょうか?

スタートアップなら、事業の成長がそのまま自分の成長につながるし、ストレッチした目標に対して挑戦し続けられると考えたからです。特に業界は絞っておらず、戦略コンサルティング、外資系企業、ITなど幅広くマッチする会社を探していましたね。

Micoworksへ入社してから

ー Micoworksへ入社を決めた理由を教えてください。

入社の決め手は2つで、1つがさまざまな業界をみて、やはり常にアップデートを重ねながらお客様に感動を与え続けることのできるSaaSビジネスに携わりたいと感じたから。
もう1つがCEOの山田さんとCOOの八重樫さんの考え方や価値観、人柄に惹かれたことですね。
2次面接で八重樫さんとお話ししたときに人柄や論理的な思考に驚愕し、この人の下で働きたいと感じました。最終面接でも山田さんの頭の回転とトークスピードに圧倒され、この会社で働くことが自己成長への最短距離だと確信しましたね。

ー 実際に1年働いてみて、 入社前と入社後でギャップはありましたか。

意思決定から実行までのスピードが速いことに何より驚きました。

また、私が入社した翌日に経営に関わる役職者が全員参加する「経営合宿」が開催されたのですが、みなさん持ち時間よりもはるかに多い発表スライドを用意していたんです。それをみて、Micoworksには熱量高く仕事に向き合っているメンバーが多いんだなと感じましたね。

仮説検証を繰り返す。海外の開発メンバーとともに、新規プロダクトを立ち上げる難しさとやりがい

新規事業部でのプロダクト立ち上げに抜擢

ー 現在の業務内容について教えてください。

入社直後からミコミー事業部のBizDevとして事業開発を担当しています。ミコミー事業部は、2023年5月にリリースした個人経営の飲食店向けマーケティングツール「ミコミー」のプロダクト開発や運用などを行う部署です。

そのなかで私は、新規事業開発の責任者としてマニラの開発拠点にいるエンジニアと連携しながらプロダクトのグランドデザインの構想や設計、開発の進行管理を担当しました。

リリース後は、プロダクトの機能改善や企画設計、販売戦略の立案、またそれを実行に移すための体制構築などを主な業務としています。そのほか、マニラの開発拠点のマネジメントも兼任しています。 

ー これまでにプロジェクトで難しかったこと・苦労したことはありましたか。

前職でインド駐在をしていたため、英語でのコミュニケーションはさほど苦労しませんでした。しかし、マニラのメンバーに「プロダクトで実現したいこと」や「Micoworksのミッション」を理解してもらうことが難しかったですね。ミコミーは日本にある個人経営の飲食店の常連さんを生み出すようなプロダクトにしたいと考えていたのですが、ニュアンスを伝える点で日本文化はもちろん、飲食店が抱えている課題をイメージしてもらえるよう、的確かつ丁寧に伝えていく必要がありました。
このミコミーが大切にする思想やコンセプトが伝わらないと、エンジニアもどう作れば良いかわからないし、プロダクトの方向性も変わってしまうため、何度もコミュニケーションを重ねながら開発を進めました。 

マニラのメンバーとの懇親会

ー どんなときにやりがいを感じますか

自分が立てた仮説を検証するサイクルを回し続けた結果、成果が出たときはうれしいですし、知的欲求が満たされます。

また、ミコミーはSMB(中小企業)領域に展開していくフェーズであり、いかにプロダクトを磨き込めるかがカギとなります。この重要な局面でプロダクトの方向性や機能拡充などを意思決定できる裁量をもてるのは、自身の成長にもつながってやりがいを感じますね。

20代の若手でも、経営の意思決定に近い距離で関われる

WOW THE CUSTOMERを全員が意識するチーム

ー 働くうえで大切にしている価値観を教えてください。

ミコミーは個人経営の飲食店というバーティカル市場に向けたプロダクトであるため、顧客の課題やニーズをどのくらい理解できるかが重要です。
店舗や現場に足を運んで店主の声を聞いたり、集客から運営までのプロセスをみたりするなど、なるべく現場と同じ目線に立ち、プロダクトの企画や改善をするように心がけています。現場の意見を吸い上げてプロダクトに活かすといった考え方は、私だけでなくチーム全体が意識している部分ですね。

ー まさに、私たちが最も大切にしているバリュー「WOW THE CUSTOMER」に通ずる部分ですね。

プロダクト開発では、「開発者自身もお客様と同じ目線で物事を捉える」ことが重要ですよね。
テックタッチになるほど現場との距離は離れていくので、「WOW THE CUSTOMER」の精神を忘れずに日々行動するように意識しています。

若いメンバーに任せるカルチャーが根付く

ー 津村さんが感じるMicoworksならではのカルチャーとは?

3つあって、1つ目がとにかく意思決定までのスピードが早いことです。現場と経営陣の距離が近いのと「どんどん組織を良くしていこう」というカルチャーが根付いているのが相まって、良いアイデアであればすぐに業務やルールに反映されますね。

2つ目は明るくて社交的な環境であること。当社は複数拠点ありリモートワークも取り入れていますが、なるべく直接集まれる機会を設けて親睦を深めようという意識が強いかもしれません。最近はオフィスを移転し増床したため、オフィスへ出社する社員も増え、より社員同士の絆が深まっていると感じています。

3つ目は裁量の大きさですね。ポジションや事業部で多少の差はあるものの、若いメンバーに重要な業務を任せるカルチャーが根付いていると感じます。創業初期に新卒入社したメンバーの中には、マネージャーやシニアマネージャーなど重要なポジションに就いているメンバーも。中途入社の方も多くいらっしゃいますが、年齢や過去のキャリアにとらわれずに活躍している社員を抜擢していくという考え方を経営チームはもっています。
それこそ、私が入社翌日に経営合宿に参加したように、20代や30代前半でも経営の意思決定に近い距離で関われますよ。

ー 今後の展望について教えてください。

まずは、新規事業開発の責任者としてミコミーを圧倒的なスピードで成長させること。さらには日本だけではなくアジアに、対象領域も飲食業だけでなく他業界にも展開できたらと思います。
そのためには、まだまだやるべきことは多く残されています。自分自身がプロダクトや開発について理解を深めることはもちろん、マニラの開発拠点にいるエンジニア一人ひとりがプロダクトの意義や自身の役割を理解し、自走できる開発体制の構築・整備をする必要があります。

「最短距離で成長したい人」には、うってつけの環境

変化を求め、変化するのが好きな人求む

ー どんな人と一緒に働きたいか教えてください。

2つあって、1つが素直で爽やかなコミュニケーションができる人。もう少し分かりやすくいうと、自分の意見について指摘されたときに、理解する姿勢をもつことですね。
もう1つは相手の意図や要望を構造的に捉えて、適切なアクションを起こせる人ですね。そもそもコミュニケーションとは、一方的なやりとりではなくキャッチボールのように双方向的なものです。自分の意見を伝えることだけに集中せず、相手が何を伝えようとしているかを考えたり、相手が求めていることを理解したりする姿勢が大切ですね。


ー Micoworksにマッチしている人はどんな人ですか?

変化を求めている人、変化が好きな人ですね。
スタートアップは自分のイメージよりも早く動きます。自身だけでなく環境が変化することにもストレスを感じず、むしろその状況を楽しめる人にはマッチしている会社だと思います。さらにいえば、主体的に状況を変化させていく、変化の波に乗るくらいの気概があるとなお良いですね。


ー 最後に、Micoworksへ入社を迷っている方にメッセージをお願いします。

何事もそうですが、頭で考えたことは体現しないと身につきません。当社には、自分が考えた仮説や提案を受け入れて挑戦させてもらえる環境があります。将来的には私自身も会社を創業することを目標にしており、そこに向かって最短距離で成長できる場所がMicoworksだと思っています。少しでも自分を成長させ、いち早く即戦力になりたいと考える方はぜひ一度お話しましょう!

2023年下半期総会


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