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【メントレ】大事な本番がある人のための失敗との上手な向き合い方

割引あり

アーティストメンタルサポーター、山口美智代です♪

突然ですが、あなたは大事な本番で失敗をして大恥をかいたり、精神的ダメージを受けた経験はありますか?

それによって本番が怖くなったり、あがり症になってしまった方もいるかもしれません。

いまもそれと向き合いながらなんとか本番をこなしている人もいれば、人前で演奏することができなくなってしまったという人もいるのではないでしょうか。

また経験が浅く、まだ実際に失敗をしたことはないけれど、誰かの経験談を聴いたり、実際に失敗した人を見ることで恐怖感を持つようになった人もいるかもしれません。

今回は、大事な本番を抱えるアーティストさんが失敗とうまく向き合うためのトレーニング方法についてお話します。

動画でのご視聴はこちら(無料エリアまで)↓

1,なぜ失敗を恐れてしまうのか

メンタルトレーニング方法についてご紹介する前に、そもそもなぜ失敗することが怖くなってしまうのかについてお話したいと思います。

①失敗体験から恐怖を学習してしまうから

失敗をしても、ある程度の時間が経てば忘れられたり、笑い話にできることもありますが、あなたをそこまで不安にさせるということは、それほど強烈な衝撃があったからでしょう。

思いもよらないアクシデントが起こってしまった
自分の中ではあり得ないミスをしてしまった
その失敗によって会場が変な空気になってしまった
失敗によって人に怒られたり笑われたりして、嫌な想いや恥ずかしい想いをした

これらによって、失敗することは恐怖体験であるということを脳が学習してしまうのです。

そのため、その時と同じ会場、人、状況、言葉などに触れるだけで恐怖を感じて身体が震えたり汗が止まらなくなったり鼓動が早くなるようになります。

これを専門用語では「条件付け」といいます。

②未経験なことからでも恐怖を学んでしまうから

人は自分が体験したことだけではなく、他人の経験や一度も経験したことのない架空の出来事からも学ぶことができます。

そのため、他人が演奏をミスして怒られているのを見て極端に恐れるようになってしまったり、まだ起きたことのないアクシデントを想像して不安を感じたりします。

③対処や回避をすればするほど不安は増すから

過去に失敗した出来事や、そのときの不快な感情をわざわざもう一度経験したくありませんよね。

なので対処や回避をしようとしますが、実はこれがかえって不安を煽る原因にもなったりします。

練習すればするほど不安になって、本番プレッシャーがかかりすぎて結局失敗してしまった経験はありませんか?

もしかしたら対処方法が間違っているのかもしれません。

④失敗はいけないもの、悪いものだと教えられた/そう思い込んでいるから

多くの人はこれが最大の原因なのでは?と思うのですが、いまでも失敗することはいけないもの、悪いものだという風潮があります。

本来は失敗してこそ成長につながるものなのに、1回でも失敗すればもう人生終わりだというような極端な考え方だと、失敗を恐れて何にも挑戦できなくなってしまいます。

2,失敗へのNG対処法

メンタルトレーニングをご紹介する前にもう一つ、これはやらないほうがいいというNG対処法についてもお話しさせてください。

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