見出し画像

大事なライブがある人のための読んで実践メンタルトレーニング⑦注意コントロール

割引あり

アーティストメンタルサポーター、山口美智代です♪

あなたは本番の日の集中力はどれくらいでしょうか?
最初から最後までしっかり集中できていますか?

大事な場面で集中力が切れて間違えてしまったり、思うように演奏できなくなることはありませんか?

人の集中力の持続時間は15分、長くても90分が限界と言われています。

ライブの時間は様々ですが、長いライブで限界の90分まで集中力がたとえ持ったとしても、そのあと体調不良になったり燃え尽き症候群になってしまい、復活に時間がかかってしまうことも。

しかし本番中に集中力をうまくコントロールできれば、大事な場面でしっかり集中することができ、最後まで集中力を保つことができます。

というわけで今回は本番の演奏力を上げるのに必要なメンタルトレーニング、「注意コントロール」について解説していきます。

※ちなみに心理学では集中力という言葉を使わず、「注意」という言葉を使います。そのため、ここでは集中ではなく注意と表記しています。

興味のある方はぜひこのまま最後までご覧ください♪

動画でのご視聴はこちら(無料エリアまで)↓

初回記事を読んでいない方はまずこちらからお読みいただけるとより効果的です。


なぜ集中力が切れてしまうのか?

トレーニングに入る前に、集中力が切れてしまう原因についてお話しします。

まずは内的要因として、ネガティブな感情…緊張、不安、恐れ、不満、慣れや飽きなど心的なものや、体調などがあります。

これによって演奏中でも頭がそのことでいっぱいになり、「いまここ」に集中できなくなります。

また外的要因としては、会場の環境や雰囲気、楽器の調子、共演者、スタッフ、お客さんの言動などがあります。

話し声、ドアの音、ピリピリした空気、緊張感、強い照明、食事のにおいなどにより、集中が乱されることがあります。

またお客さんの反応などの外的要因によって「楽しんでもらえているだろうか」などと気になってしまい、ネガティブな感情=内的要因に移り変わるパターンもあります。

まずは自分が集中力が切れるとき、どの要因が多いかを思い出してみましょう。

集中力を鍛えるための3つのトレーニング

集中力を鍛えるトレーニングには、①集中力を強化する方法、②集中力を持続させる方法、③集中力の方向をコントロールする方法があります。

これにより集中力の低下によるミスや表現力が落ちるのを防ぐことができます。

少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。


①集中力強化トレーニング

ここから先は

2,217字 / 6画像

よろしければサポートお願いいたします。 たくさんのアーティストさんの力になれるよう活動してまいります!