クジラとサーフィンの海 土佐入野松原で黒潮の魅力を知る
高知県西部の黒潮町大方地区。古くから漁業が盛んなこの地には、海に向かって美しい松林が広がる「入野松原」がある。松は戦国時代、長宗我部元親の重臣が囚人を使役して植えたと伝えられ、砂浜は長さ4㌔、幅200㍍にも及ぶ。太平洋の荒々しい波と、南国ならではの強い陽ざし。波打ち際には多くのサーファーが集まり、近くの道の駅「ビオスおおがた」では珍しいクジラの骨格標本が展示されている。有名な観光地ではない。しかし、高知を旅する機会があったら、絶対見逃してはいけないスポットだ。
サーファー