母と話す

母と話すと気付きがある。

なかなかゆっくり話す機会がないもので、いつもはラインの互いの「生存確認」、さまざまなスタンプの送り合い程度。

母が今はひとり住む実家から、私の弟一家(母から見ると末っ子長男とその奥さん、子どもたち)が出ていってから、約一年半。だいたい穏やかなはずの実家界隈のニュースの中では、歴代みても、結構な大事件。

この事に対して、母が持つ思いを初めて、こちらから促したわけではないけれども、母が話し始めて、話を聞くことになった。たぶん私が義姉を義母が介護している話をしたからかな。家族のことを話していて、そういう話になった。デリケートな話なので、緊張して聞いた。

全てをわかることはできないけど、話す気持ちになったこと、そうだねそうだね、と聞いてただ受け止めることはできたのかな。人には言えないことっていうのはたくさんあるのだなと思う。

私の場合はでも。誰かに話す場合は母に、夫に、姉に、息子に、息子に関わってくださる先生に、マレーシア語の先生に、或いは書く場合には、note独白として(毒はく?🤣)各SNS(インスタ、FB、暇つぶし程度のひっそりユーチューブ動画🤣あるんです)、といった各チャネルのうちのどこかで誰かに何かの形で吐露できている気はする。

母に伝えたメッセージは「話を聞いてこっちが元気出た、ありがとう」「そういう老後を、私も過ごしたいです」。。。くらいかな。どう受けてくれただろうか。

ところで、息子は今も私のことが大好きで仕方ない様子。毎日毎日、各場面のチューとハグが長いこと(笑)。ママと何回呼ばれるか数えられない。

最近たまに見るユーチューブのお料理チャンネルは、どこの国の方かわからないけれども、ふっくらおばあちゃんママに、十分に成人したシェフの息子がデレデレと、できた料理を食べながらだったり、ママの肩に顔を載せて頬などにキスをする。二人のクッキングチャンネル。

私はキスハグはしないけれども、毎日やっぱり母がラインでどんなスタンプを、何時ごろに送ってきてるか、元気そうか、ということが毎日毎日気になる。

完璧な母ではないけれども、でも時を経て現在では感謝しかなく。毒親という言葉には無縁であって、ラッキーなのだろうか。

母が好きで仕方ない娘というのも、とりたてて言語化して書かないだけで一定数はいると思う。毎日母に感謝しているし、自分にも息子がいてくれて、(今日も一回きつく叱ってしまってやるせない気持ちを私が持ち直すまでに、外出して離れるという時間を持ち、やっぱりそういうことはあったけれども)でも本当に、自分の人生に、子として親としても過ごせる時間があって、ありがたいことだと思っています。








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