前田学浩

1962年生まれ。2021年8月に社会教育士の称号を取得。経歴:1982年高知高専卒。…

前田学浩

1962年生まれ。2021年8月に社会教育士の称号を取得。経歴:1982年高知高専卒。外資系企業に約10年在籍後、1991年に長男の誕生を機会にUターン。社会教育を地方創生のメインストリームに!、活動は次で検索可「文部科学省 社会教育士 note 前田学浩」

最近の記事

地域づくり 17 カッパフィギュア2

カッパフィギュアの1体目は、非常に好評で、稲生地区最大の夏祭りで ある河泊祭りには、フィギュアの見学者もあり、大賑わいになりました。 そこで、2体目の制作話が持ち上がり、地元四国銀行の地域づくりの ファンドで60%の補助を得て、残りは、祭りの実行委員会、PTCA、そして 保育園の保護者会から助成してもらい、2体目が2010年7月にできました。 現在、1体目と2体目は、小学校2階にあります。ちょうど校長室の前。 国内で有名なフィギュアメーカーが作ったカッパフィギュアが2体

    • 地域づくり 16 カッパのフィギュア

      2008年夏に、国内で有名なフィギュアメーカーの海洋堂創業者にお会いすることができました。高知市の大丸前のアンテナショップで海洋堂展を行って いる際に、カッパで盛り上がり、稲生地区で民話でもあるカッパのフィギュアを造ってもらうことになりました。(その当時は、まだ、四万十町での展開が決まってませんでした。) カッパフィギュアの制作については、息子さんの通称・センムが窓口になってくれまして、「原画はそちらで書くように」と条件がありました。 原画をかける人を地元で探していました

      • 地域づくり 15 学校支援地域本部事業

        2006年度から正式に活動していたPTCA。大きな流れがやってきました。 2008年5月から、文部科学省の新しい委託事業の学校支援地域本婦事業を 受けることになりました。南国市では、2校で始まったこの新事業。 委託事業を受けるにあたり、当時の校長先生は、「PTCAも立ち上がり、 一定の成果が出てる稲生小学校で始めない理由はないでしょう」との 言葉で、初年度からスタート。 まさに、渡りに船とはこういう事です。この受託が、2010年11月に、 文部科学省・まなびピア2010

        • 地域づくり 14 学校体育館でラジオ体操

          PTCA開始から、序盤で評価の高かった取り組みがこの「学校体育館での 地域民を入れたラジオ体操の実施」です。 当時の公民館長が、市より、住民の健康づくりに取り組んで欲しいという 話があり、小学校が毎週・週明けに行なっていた体育館でのラジオ体操に 住民も参加するようになりました。 2007年4月から始まったこの特徴ある取組みは、参加が少なくなっていますがなんとか続いています。 なお、この取り組みが、13年後、明治安田生命の「地域の元気応援プロジェクト」(三菱総研サポート)

        地域づくり 17 カッパフィギュア2

          地域づくり 13 2023年4月26日

          過去を辿っての投稿を続けていますが、今日は、リアルの日のお話。 9時から、公民館で、地域運営組織主催のサロンが行われます。 11時からは、地域運営組織の役員会 14時からは、公民館運営審議会 R5年度 年初総会 15時からは、地域運営組織 R5年度 年初総会 18時からは、地区健康づくり委員会 R5年度 年初総会 ハードな一日になります。

          地域づくり 13 2023年4月26日

          地域づくり 12 2分の1成人式に地域参加

          PTCAが始まった2006年度、もう一つ大きな行事変化は、4年生が毎年行っていた【2分の1成人式】です。これは、20歳の半分に達した10歳の児童を祝うというものです。 20歳の成人式は、地域民が祝うことができないので、10歳を地域挙げて祝うという趣旨で、希望する住民が参加するだけでなく、公民館から、お祝いで、5,000円の補助を行いました。初年度は、それぞれに、バームクーヘンを 渡すことができ、結構喜んでもらいました。 現在も、このスタイルは継続されており、体育館で、保護

          地域づくり 12 2分の1成人式に地域参加

          地域づくり 11 運動会をPTCA Ver.に

          2006年4月、PTA総会にて、PTCAが承認され、正式に活動が始まりました。 大きな変化について、記録していきたいと思います。第2回の夏まつりでは、大成功し、二学期を迎えることになりました。 いよいよ小学校のメインイベントの一つの運動会です。もちろん、 運動会は、学校が主体ですので、地域民がどうこういう訳ではありません。 が、種目の中に、「PTCA競技」が入りました。つまり、子どもや孫が児童にいなくても、小学校の運動会の種目に参加できるという事です。 ●借り物競争 ●

          地域づくり 11 運動会をPTCA Ver.に

          今日は、2023年度PTCA総会

          今日から、【地域づくり 11】を書こうかと思っていたら、ちょうど午後より、2023年度PTCA総会が行われるようです。私は、顧問という立場ですが、子どもが卒業し、顧問になってからも、PTCA総会に出ないし、後の 歓送迎会に出ません。(微笑)。 さて、PTCA総会は、PTCAになってからは、先に、PTCA総会を行い、後で、 学年懇談会を行います。理由は、簡単で、先に、学級懇談会をすると、帰ってしまう保護者がいるからです。 本日の参観日のスケジュール ●授業参観 13:00~1

          今日は、2023年度PTCA総会

          地域づくり 10 コミスク

          2006年4月、PTCA組織として、新たな年度が始まりますが、それを区切り良く【地域づくり 11】から行うために、一つ、場つなぎをします。 上の写真は、2021年6月に、文部科学省行われた「コミュニティスクールの在り方など検討委員会」にて、総務省側からの説明資料として、稲生地区の地域運営組織と学校との連携を紹介された分です。 このnoteのタイトルに、地域づくりを入れているのは、これらすべての活動が、地域づくりに連動しているからです。 さて、稲生小学校は、本当に遅まきな

          地域づくり 10 コミスク

          地域づくり 9 PTCA正式承認

          2006年4月のPTA総会にて、正式にPTCAが承認されました。PTA要綱も新たにPTCA要綱に書き換えられました。保護者と教職員は、会費2000円の負担がありますが、C:地域民の負担はありません。 学校の校門に、看板がつけられました。看板の作成費用は、その春に異動の決まった校長先生の歓送迎会で、余った費用があり(人気のある校長先生であったため、参加者が急遽増えて、予算があまりました)、その費用で創りました。 ※当時80歳の男性が「わしらは、PTCAのCじゃきに」と誇らし

          地域づくり 9 PTCA正式承認

          地域づくり 8 安全ボランティア募集

          PTCA化を進めていた晩秋、非常に悲しい事件が県外で連続しておきました。 2005年11月は、広島県で、同年12月には栃木県で、小学1年生の女子が下校時に連れ去られ、殺害されるという非常に悲しい事件。前年には、奈良県で 同じく小学1年生が被害にあっており、これら下校時の連れ去り、殺害事件は学校だけで、対応ができるものでなく、地域での【見守り】が社会的に求められるようになりました。 そこで、安全ボランティアを募集し、ボランティアに緑のベストを配布しました。合計で100枚くら

          地域づくり 8 安全ボランティア募集

          地域づくり 7 学習発表会と公民館文化祭

          2005年秋、正式承認は2006年4月ですから、まだPTCA化に向かって活動をしていました。 ひとつのアイデアが浮かびました。小学校のPTA会長と市立の地区公民館の運営審議委員長をやっていましたので、小学校の【学習発表会】と公民館の【文化祭】を同じに行い、相互の交流を図りました。つまり、午前中は、 小学校の体育館で、学習発表会の見学をして、午後からは、公民館の文化祭に小学校保護者にも来てもらうという作戦です。その文化祭のメニューには保育園や小学生の出し物もしてもらいました。

          地域づくり 7 学習発表会と公民館文化祭

          地域づくり 6 PTA広報部発展的廃止

          2005年のPTCA化スタートした後に、PTAの広報部を発展的に廃止しました。 このPTAの広報部は、PTA活動において、保護者にとって荷の重いものです。 広報の仕事をしていない保護者にとって、取材とか、文書づくりとか、 写真撮影とか、編集とか、校正とか、とっても時間がかかり、広報部に なりたい保護者はあまりいません。 さらに、学校の広報誌は、学期ごとの発行であり、夏休み前に、新しい教員の紹介とか、5月の高学年の合宿や修学旅行など、ニュースとしての新鮮味がないのが、広報誌と

          地域づくり 6 PTA広報部発展的廃止

          地域づくり 5 夏祭り復活

          2005年6月の開かれた学校づくり推進委員会で、PTCA化が認められましたので、そこからは、会う人、会う人になんもわからず、「PTCA」、「PTCA」って言っていました。 しかし、何かを始めないといけないので、まず、小学校の夏祭りの復活をしました。2000年になるまでは、7月末くらいに、よさこい鳴子踊りなどもやる夏祭りをしていました。子供会が主催でした。子供会の行事をするのが、弱くなり、夏祭り自体もなくなっていました。 そこで、2005年夏に、小学校での夏祭りを復活させま

          地域づくり 5 夏祭り復活

          地域づくり 4 文科省フォーラム

          2005年から、PTCA化に取組み始めた訳ですが、これからのお話は、 これが、2010年の【文部科学省 全国生涯学習ネットワーク  フォーラム まなびピア2010】学校を核とした地域コミュニティの 再構築部会の視察会場に選定されたり、2018年には【文部科学省 地域学校協働活動推進フォーラム】の会場になり、どういう活動を 経験していき、実績を上げていったのか?説明していきます。 (地域学校協働活動の社会教育法の改正時には事例で紹介) (上の画像にあるyoutube動画にも、事

          地域づくり 4 文科省フォーラム

          地域づくり 3 PTCAの説明

          地域づくり 2で説明しましたように、「PTCA化に取組みましょう」と言った本人させ、分かっていないのですから、今思えば無謀ですよね。 2005年の春、PTA会長になるにあたり、地域の方にも関心を持ち続けて貰えるような小学校にしなといけないと思い、ネットで、【PTA 地域】で検索すると当時、長崎県のホームページにPTCAの説明が掲載されていました。 見つけた時、とっても嬉しく「まさにこれだ!」と感じました。 コピーライターの専門コースを修了していましたので、このPTCAという

          地域づくり 3 PTCAの説明