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子どもたちとのワークショップ。「知識は過去だ。知恵は未来だ。」ネイティブアメリカンの教えの意味を肌で感じました。

日曜日、東和学習センターで、子どもたちと楽しくアートのワークショップをしました。

昨年から、今年も年に3回、自由に創造することを楽しむアートワークショップを行なっていますが、今回はその第1回目。
母の日に合わせて、お母さんにプレゼントできるように、"トートバッグにペイントをしよう!"というテーマで午前午後と2回行いました。

たくさんのお子さまとお父さんお母さんにお越しいただいて!
久しぶりに会うお子さま、学校やお習い事があったのに急いで来てくれたお子さま、たっくさんの笑顔と子どもの自由な心に触れることができました!
子どもたち、お父さんお母さん、大きな愛を本当にありがとうございました♡


ネイティブアメリカンの名言に「知恵を探せ、知識ではない。知識は過去だ。知恵は未来だ。」という言葉があります。

今の時代、情報がたくさん溢れていますし、学べるワークショップやイベント、体験教室もたっくさんありますよね。
知識というものは難しいことをしなくても、学校では教えてくれなくても、好奇心さえあれば簡単に手に入るものだと、子どもたちもちゃんと知っているような気がしています。

子どもたちのワークショップを通して思うのは、子どもたちは体験を通して、たくさんの感覚を使って確実に何かを感じ取っていく、そして次の瞬間にはそれを生かそうとする賢者であるということ。
感覚で知識を得て、次の瞬間にはためらいもなく動作に起こしている、つまり、瞬間的に知識を知恵にしてしまうんです。

私は子どもたちに教えるのは道具の使い方くらいです。学校などで教えるように丁寧に細かくは説明しません。
あとはみんなのアートを見ながら、その子がしたいことやしていることを聞いて、すこーしだけ刺激として私が知ってる知識を渡して、その子がしたいことを一緒に楽しむだけです。
なぜなら、子どもたちの頭や心の中にある想像力は「1+1=2」ではないので、大人には想像もつかないような、理解できないようなことが無限に溢れて出てくるから。
子どもたちが、その小さい身体を全部使って、瞬間的に知識を知恵にしてしまうことが、ワークショップでふれあうと本当にわかります。


昨日はお母さんへのプレゼントというテーマがあったので、中にはちょっぴり恥ずかしそうにしているお子さまもいましたが、どのお子さまも目の前にある道具を自由に選びながら、自分だけの知恵を使って愛を表現していることが伝わってきました♡

お父さんお母さんも、たくさん知識やアイデアをお子さまに渡して応援してあげたり、一緒にアートを手伝ってあげたり。
お父さんお母さんもみーんな子どもだった時期がありますからね!知識を知恵に変えて楽しむ時間を経験していたことをお子さまと一緒に思い出しているような、とっても可愛らしくて心温まるひとときでした!

子どもたちはたくさんの知識を得ながら育って、やがて愛と知恵で未来を作り始めます。
私はアートをする場を通して、子どもたちが夢中になって知恵を使っている姿を見ていますが、見ているだけでも未来は明るいことを確信できます。

子どもは知恵の賢者、そんな視点からご家族の方や大人の皆さまが子どもたちを見つめて、ご自身の中にある子どもの心も思い出して、共に知恵を出し合って未来を作っていったら…
必ず、素敵な未来がやってきますね!

次回の東和学習センターでのワークショップは7月に行います!
"フルイドアート(ポーリングアート)"というちょっと本格的で感覚的なアートに挑戦するので、子どもたちはなかなか日常では体験できない感性の刺激を感じ取ってくれると思います。

お子さまに変わったアートを体験させたい!感性を引き出したい!と思う方は、ぜひ親子揃ってお越しください!

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