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死にそうなのに、幸せでたまらない日々

先日難病指定を受けている病気5つのうちの1つ
潰瘍性大腸炎の定期検査の日だった

血液検査の結果は白血球数が千をきっていた。
健康な人は5千から3千が平均値。

千をきってる状態ってわかりやすく例えると
入院していれば、個室で面会謝絶になり
感染したら、死にますよ〜・・・という数値。

自己免疫疾患ってアンポンタンになった自分の免疫が
自分の細胞をウイルスや細菌等の外敵と誤認して攻撃してしまう
なんとも、ホニホニな病気。
多臓器不全がいつ起きてもおかしくない。
まあ、ワタシらしいね(笑)

そんな状態でコロナとかインフルエンザ蔓延の時期に
この無抵抗全開で生かされてるってすごい奇跡だと思う(笑)

いつ死んでもおかしくないんだけど、ものすごく幸せなの。


数年前、難病指定をうけて余命宣告された時は、自分の死後
娘や残された家族はどうなるのだろうってすごく悲観的になってた。

でも今は全然悲しくない。
嬉しくて、ありがたくって、一瞬一瞬が本当に愛おしい。

死んだら肉体は朽ちて、大地へと還っていくけど
きっと私の精神や思想は誰かの中で巡っていくんだなあって解ったし
もともと一つの世界で全ては完璧だったのよ

生きるも死ぬも、器があるか無いかというだけで
大した違いはないンだな〜

何かを残したかった若い頃
そんなに生き急ぐなって周りから言われていた
不安だったんだよね。

思い返せば、子供の頃から何度も死にかけてきた。
臨死体験も何回か経験した。
日常が極彩色の光に包まれているって気づいた時ですら
それでも気づけなかったこの境地。

深い深い安らぎと、満たされた心
愛しくてたまらない全てのエネルギー・・・波動

世界はなんにも変わってない
変わったのは私の、ものの捉え方だけ。

何よりもありがたいのは
こんな私でも必要としてくれる人が居てくれるということ。
そしてどんな時も支えてくれる愛しい人達がいる


いい子で居なくっちゃ、
みんなに認めてもらえるように頑張らなくっちゃ、
でもできなくて、なんてワタシはダメな子なんだろうって泣いたあの日

どうにか子供達を守らなきゃ、
生活を維持しなくっちゃ、
子供を産んだからには幸せにする義務があるんだから!
仕事は完璧にしなくっちゃ、
お金をもらってる以上、責任をはたさなきゃ、
家事も子育ても地域との関わりも
配偶者への家族との関わりも
誰にも迷惑かけちゃいけない!!
「私一人でどうにかしなくっちゃ!!!!」

って全力で我を張っていたあの日。

何も成長していないじゃあないか(笑)

そんな自分に
「大丈夫だよ。
困ったときはいつも誰かがそばに居て守ってくれてるじゃない?
周りをよく見てごらん
世界は愛と笑いで満ちている
あなたも包まれているんだよ
嬉しいね。ありがたいね。」
って抱きしめてあげたい

そう気付くために
一人ではわかりにくいから
己の外に他という認識を創り上げて
外にばかり求める事に時間を費やしてきたんだねって思った。

もし今日何か嫌なことがあったら、
思い出そう
今、この瞬間生きているならば
愛され、生かされているんだよって

嬉しいね。
ありがたいね。
なんて愛しいんだろう。
もっと丁寧に、生かされていることを感じていたい。

そんな想いを表現して生きたい
文章で、映像で、料理で、踊りで、歌で、奏でる音で、作品で
ありとあらゆる、いろんな形で

ただ、ただ、表現して生きたい

そんなワタシにお仕事を依頼してくださり
本当にありがとうございます。

精一杯良いものを表現して生きたいです。
この肉体を離れる日まで・・・



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