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【V】血液の健康と頭寒足熱

今回は前回の髪のお話で少し触れました、頭寒足熱のお話をいたします。ベジラジオでお話はしていたのですが、記事には書いていませんでしたね。

こんな重要な項目を書き忘れるなんて。
どうした、まいける!?w

ベジタスの基本は血液なのですが、そこから派生する重要項目がたくさんあります。人間の身体とココロは単純明快にして複雑怪奇wですから。
それが面白いんですけどね。

ベジタス持論は私が思いついたところから自由に記事を書いておりますので、内容がバラバラですw。申し訳ございません!
ですので、これらを体系的にまとめ、マガジンにして販売する予定で考えております。(ん〜、できるかなぁ……w?)

以前から考えていて、死ぬまでにやっておきたいことのひとつだったので、これはやらせてくださいw。
ただいまコツコツ作成中です。

では、今回のテーマ、頭寒足熱のお話をいたします。


「血液の健康」を如実に表す「頭寒足熱」

以前血液のお話をした際に、血液検査の数値に異常が無くても、血液が健康かどうかは分からないことをお伝えしました。

それを判断するためにいちばん参考になるのが「頭寒足熱」という状態です。

頭寒足熱という言葉は聞いたことがある方も多いでしょう。最近は通販のサプリのCMなどでもよく聞かれるようになりました。
でも、具体的にどういう状態か分かりにくいと思いますので、ご説明いたします。

頭寒足熱とは

私たち生物の身体は「生命体」である以前に、「物質」です。だから当然、宇宙の物理法則の影響を受けます。

仰々しく言い過ぎましたwが、これはヒトの体温のお話です。実はヒトの体温は、場所によって違います。全身一定ではありません。

例えばお風呂。お風呂を沸かして、うっかりかき混ぜずに入って、底が水のままでビックリした経験をしたことがある人もいるでしょう。
これは熱いものは上に、冷たいものは下に滞留するという物理法則です。

ヒトの血液は体温も運ぶ役割があるので、血液は「温かい」ものです。この物理法則を人体にも参照すると、ヒトは二足歩行するので必然的に頭に血が上ることになります。

ところが人体は下半身であるお腹に、腸や肝臓、腎臓などの血液がたくさん必要な臓器が集まっています。
そしていちばん上にある脳は毛細血管が張り巡らされているため、血液が過剰に集まり渋滞を起こすと、危険な脳卒中を引き起こす原因になります。

特にヒトの自律神経は他の哺乳類と比べ優れていると言われますが、これはヒトが二足歩行をするためです。
自律神経は常にこの物理法則に逆らって「頭寒足熱」を保つようにはたらきます。

私たちの脳や内臓は自律神経に守られている、とも言えますね。自律神経が血液やホルモンのバランスを整えて「頭寒足熱」を保ってくれるおかげで、私たちは初めて「脳を使う」ことができるのです。

そう考えると、私たちの「思考」すらも血液や自律神経に左右されていることになります。
血が汚れ自律神経が狂うと、思考も狂います。そして思考はその人の人生をも、決定し得るもの。

血液の重要性があらためてお分かりいただけるでしょう。

頭を冷やして足を温めればいい?

頭寒足熱は血液や自律神経のはたらきが良い証拠なのですが、では逆に「その状態にすれば」血液や自律神経も改善するのでしょうか?

結論から言えば、「効果はある」です。

もちろん血液の汚れの原因はその材料である食ですので、食性を守る(さんざん言ってますねw)のは大前提です。あと、ストレスケアも大切。

ただ、この改善には時間がかかるのも事実です。
すぐにある程度の効果を出すために、食の改善と並行して「頭寒足熱」を作っていくのは、私は有効だと思います。

全身浴よりも半身浴が良いですし、例えば不眠や便秘の症状はヘタに薬に頼るよりもアイスノンや冷えピタで頭を冷やして寝るほうがよっぽど効果があります。

私はたとえ真冬でも、アイスノンを使うことがあります。むしろアイスノンは冬に使うものです。
というのも、お腹や足が冷えるのは相対的に頭が熱いせいです。なので、頭を物理的に冷やすことで下半身は温まりやすくなります。逆転の発想です。

もしあなたが冷えや不眠でお困りでしたら、ぜひ一度試してみてください。

ヒトの身体はつながっている

ヒトの身体は全身血液と自律神経でつながっています。どこか一部だけで、異常を起こすことは決してありません
木だけでなく森全体に着目してみると、分かることが必ずあるはずです。

頭寒足熱は着眼点のひとつに過ぎませんが、分かりやすいのでオススメです。
こういう分かりやすいところから、少しづつ自分の身体とココロをケアしていくと良いでしょう。

すべてはあなたの「Happy」のために!

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。


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