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1月21日(土)「地域でノウハウが共有できないか」

地域イベントの実行委員をやらせてもらったり、商店街のイベント運営、理事会への出席をさせていただけていることで、日々たくさんのことを学ばせてもらっている。

まずは求められること、必要とされることを一つ一つ着実にこなしていきたいと思うが、先々には地域イベントや組織運営を行うためのノウハウやスキームをシェアできる仕組みができないかな、と考える。

先日は、イベントの後援申請しに役所へ提出に出かけた。計6部署を回る。また、調理を扱うイベントの際には、保健所や消防の申請だったり。その都度その都度の苦労を覚えた。

既存の地域文化を継続、発展させていくことも大切。それと同時に、若い世代が新しい文化を築いていける土壌づくりも大切だと思う。各種補助金しかり、色々と受け皿は用意してくれるも、その使い方を知れる機会はなかなかない。

説明会も開かれたりするが、平日の昼間だったり、閉じられた範囲内での告知のため、出席できる機会がほとんどない。

地域イベントの担い手不足という課題がある一方で、何かをやりたい人は若い世代を中心に増えている。
そして、「地域からの発信」をテーマとして行政から挙げられる機会も多くある。

需要と共有が地域に揃ってはいるはずなのに、なかなかうまくいかないのは、信用の問題だと思う。

信用をする側もされる側も課題がある。

残念ながら、補助金や制度を悪用されてしまう事実もあり、慎重になる行政の立場もわかる。結果として、予算のある案件は、地域になんの縁もない外の企業に持っていかれ、まったくの的外れで持続性もない企画にお金が流れてしまう。

難しいのは、商店街や自治体というのは、結局のところは貢献心を持った有志の集合体であって、イベントや企画のプロではないということ。また、事業を遂行したところで金銭的な報酬を得られることはなかなかないので、モチベーションや責任は、地域愛に頼らざるを得ない。

さまざまな制度が地域団体に提供をされてはいるものの、それら活用するにはそれなり…というか、かなりのエネルギーを要求される。

双方の信用が担保でき、実行力があって、地域に信頼される組織が必要だと考える。
そんな組織がノウハウやリソースを共有し、新たな文化の種を輩出できるといい。

さらに加えると、組織やその周りに集まるコミュニティーは、やはり主体となっている世代にどうしても偏る。
なので、次の時代を担う世代が主体となれる組織になれると良い。

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