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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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#本好きな人と繋がりたい

☆本#251,252,253 男女差「夫の息子」「男の始末」藤堂志津子著、「不自由な心」白石…

ふたりの作家がとても対照的な作品。ふたりとも作家になって数年で直木賞と芥川賞をそれぞれ受…

☆本#250 人生、振り返り大事かも「白光」朝井まかて著を読んで

主人公は江戸時代生まれの実在の人物山下りん。史実をベースとしたフィクション。 子供時代か…

☆本#247 依存と責任「君がいないと小説は書けない」白石一文著を読んで

著者の本は、十数冊ほど読んだことがあるけど、終わり方があまり好きではないので読むのをやめ…

☆本#246 少し不幸であること 「自転しながら公転する」山本文緒著を読んで

昨年12月にテレビで著者を見て、それから読み始めて、今後もずっと読めると思っていたら、先日…

☆本#245 「国境の南、太陽の西」村上春樹著を再読

最近、この本の評価が前より上がった的な記事を読んだので再読してみた。 以前読んだ時も、ほ…

☆本#244 「東京奇譚集」村上春樹著を読んで

すでに読んだことがあるけど、内容を忘れてしまったので再読したかった「ハナレイ・ベイ」を読…

☆本#243 「ねむり」村上春樹著を再読

最近「村上春樹ライブラリー」に行ったり、ブルータスで彼の特集を読んだりして、昔読んだけど内容を覚えてない彼の作品を読みたくなり、先日かえるくんを読んで、次にこれ。 後書きによると、このアート版はリライト版らしい。レイモンド・カーヴァーが短編を削ったりリライトするのは知ってたけど、著者も同じことしてたとは。この作品から、書けない時期を脱出したらしい。 ドイツ版が元アートの出版社だったのでアート風でまとめられていたので、日本でもしたかったらしく、確かにイラストが挿入されてると芸

☆本#242「神の子どもたちはみな踊る」村上春樹著を読んで

短編集。久々に「かえるくん、東京を救う」を読みたくなって読んだ。この本の中でいちばん印象…

☆本#238,239,240,241 軽くて深い「きみはポラリス」「まほろ駅前多田便利軒」「まほ…

すでに評価されている作家の本は外れが少ない。どれも軽さと琴線に触れる部分があり、子供から…

☆本#237 自己合理化「今日も言い訳しながら生きてます」ハ・ワン著

前作「あやうく~」のエッセイが面白かったので、第2弾も読んでみた。 自己合理化(=言い訳)…

☆本#236「小川洋子対話集」小川洋子著を読んで

対談の相手に田辺聖子がいたので読んでみた。ほかに、翻訳者、日米作家、ミュージシャン、元野…

☆本#235 「記憶屋0ゼロ」織守きょうや著を読んで

本の総ページ数が少なく、ラノベ的な感じもあって数時間でサクッと読める短編集。これはシリー…

☆本#234 未完の奥行「七里湖」大庭みな子著を読んで

最近気になり始めた作家。すでに亡くなっている。 まだ短編しか読んでなかったので、たまたま…

☆本#233&チャレンジ#58 本当に簡単「朝10分でできるスープ弁当」有賀薫著を読んで

朝10分でできるスープ弁当(300ml)の60のレシピ本(味噌汁、リゾットもあり)。ジャーに入れて昼食べることを想定して作られていて、コンソメキューブや和風だしはなんと不使用。塩、めんつゆ、昆布、豆乳、キムチ等を使用。 実際、かぼちゃと鶏肉の豆乳シチューを作ってみた。 かぼちゃと鶏肉を2cmぐらいに切って鍋に入れ、サラダ油と水を入れて3〜4分煮る。牛乳(豆乳がなかったので)を入れ、塩を加え煮る。沸騰する直前に火を止めて出来上がり! 目分量だったため具の量がちょっと多くて