「続・嘘をつくフランス人」解決はしていないけど完結編
前回記事を投稿した直後、AICathyの上司とおぼしき女性、Camilleからメールが届いた。
私が最後にAICathy宛に書いたメールに、「画面で見て注文した布と実際に届いた布の色が同じだとはどうしても思えないから、確認するためのサンプルを送ってくれませんか?」と記していたからだ。
1週間以上もほったらかしにされていたそのメールにCamille(多分本物の人間)が唐突に返事をくれた。
ご要望通りに2つの生地のサンプルを送付するので届いて確認ができたら知らせてね、とカジュアルだけど丁寧に書いてあった。
注文したものと同じ種類の生地で同系色のものがあったから、それと間違えたのではないかと疑念を投げかけていたのだ。
そして届いたサンプルがこちら↓。左が注文した布で右が同系色の色違い、だそうだ。
手元に届いた布とサンプル布は確かに同じものだ。写真だと光の具合で微妙に見えるが肉眼で見ると確かに同じものだ。
確かに同じ布だ。だが。。。
だが、ネットで私がクリックしたのはクエスチョンマークを付けてある右の布。この違いは光の加減レベルではないのではないだろうか?
Camilleに返事を書いた。
お忙しい中サンプルを送って下さりありがとうございます。
確かに送ってもらったサンプルと私の受け取った布は同じものです。でもそれらとネットの写真の色はあまりにも違い過ぎると思いませんか?やはり私が欲しかった布の色とは違うので、再度注文することはないでしょう。
前にも書いたが私はクレームを入れたいわけではない。真実を見極めたかっただけなのだ。
そして真実は。。。ネットの写真の色が間違っている、だろう。
私が受け取った布は、確かに私がクリックして注文したもの。明細書に記載してある通りの商品です。何の間違いもございません。
確かにそうだ。確かにそうだが。。。
例えば、クマのぬいぐるみが欲しくてタイトルに「プーちゃん」と書いてある黄色いクマの写真をクリックしたとする。だが届いたのは黄色いウサギのぬいぐるみだった。サイズも色も概要に書かれたものと同じだが、クマではなく耳の長いウサギの形をしている。
カスタマーセンターに問い合わせをしたら、「プーちゃん」は確かにウサギだと言われ、納得が出来ないから実物を見せて欲しいと店舗を訪れたら、ウサギのぬいぐるみには「プーちゃん」、クマのぬいぐるみには「クーちゃん」と名前が書いてあった。
「あなたが購入したプーちゃんは確かにウサギですよ」、と言われて納得できるか?欲しかったのは写真にあったクマなのに。
これはあくまで例えだから、実際に写真と形が違えば間違いでしたと謝罪されるだろう。
だが私の場合は色の違いだ。画面の調整や光の具合で実際とは違う色に見えるものです、と前置きされて、なんとも言い返し辛い状況になっていた。
同じ布のカラーバリエーションに同系色の違う色がなかったら、ここまで食い下がることはなかっただろう。だがそれもここまで。
写真と実物は(多少)色が違うもの、というネットショッピングのダークホールにスッポリとハメられてしまった私にこれ以上何も言えることはない。
はい、おしまい。ジ・エンド。終了〜。
もちろんモヤモヤが残ったままで何も解決していない。解決していないけど相手が写真と実物が違うことを認めない限りどうしようもない。これ以上自分の正当性を押し通すと私はクレーマーと化してしまう。
だからこのモヤモヤをモンスター化させないためにも、ここに完結編として経緯を記しておく。
それにしても1週間以上も放置していたメールに、担当者を変えて急に対応してきたのはなぜだろうか?もしかしたら相手側に日本語の読める人がいて、私の記事を読まれたのか?!
な〜んてね。被害妄想が膨らむのは危険サイン。
この話はここでおしまいにするのが賢明な判断なのだ。
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