目に見えぬ価値に"彩"を

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記事一覧

都市への旅立ち / fhána 「ユーレカ」

3月。はじまりの季節。 あらたな場所へ、あらたな自分へ一歩踏み出す。 春はよく抽象的な意味合いで「別れと出会い」の季節といわれるけれど 4月がもう目の前に迫るこの頃…

彩
5年前
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春のとまどい 揺らぎ -桜ソング-

『花は桜 君は美し』 季節のもつ、冬と春の表情が重なり合うこの頃。 揺れ動く心を歌うこの作品のなかで かたちのない、曖昧なものについて思いをめぐらせた。 ーーーー…

彩
5年前
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YuNi - virtual singer -「透明声彩」

ー 透明な声はきっと、からっぽじゃない ー ふと、じぶんの存在意義に悩むことがある。 意義なんて、最初からないのかもしれないけれど。 それでも生きていると、時代…

彩
5年前
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三浦大知 "Be Myself" 2018/08/22 release

うだるような猛暑が続く8月。 涼しい風が熱いエネルギーをのせて運んでくるように 三浦大知の最新曲MVが公開された。 鬱蒼とした空間からサビに向かって 徐々に解放されて…

彩
6年前
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都市への旅立ち / fhána 「ユーレカ」

3月。はじまりの季節。
あらたな場所へ、あらたな自分へ一歩踏み出す。

春はよく抽象的な意味合いで「別れと出会い」の季節といわれるけれど
4月がもう目の前に迫るこの頃は
新たな世界への入り口に、どんな気持ちで立とうか?
どんな靴で、一歩を踏み出そうか?
そんな具体的なことを考えてしまう時期なのかもしれない。

まさに"旅支度の真っ最中"というのがぴったりだろう。

ちょうど1年前、こんな時期にぴっ

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春のとまどい 揺らぎ -桜ソング-

『花は桜 君は美し』

季節のもつ、冬と春の表情が重なり合うこの頃。

揺れ動く心を歌うこの作品のなかで
かたちのない、曖昧なものについて思いをめぐらせた。

ーーーーー

わたしたちの感情は、いつだって目に見えない。
"ことば"という共通のツールに従って、どうにか表現している。

わたしたちが常に
ことばにできない曖昧な感情を抱えて生きているのなら。

揺れ動く感情をいつだって
自覚していること
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YuNi - virtual singer -「透明声彩」

ー 透明な声はきっと、からっぽじゃない ー

ふと、じぶんの存在意義に悩むことがある。
意義なんて、最初からないのかもしれないけれど。

それでも生きていると、時代のなかで手探りの日々を過ごすことがあるだろう。
どんなに明るい人だって、孤独で、見えない未来に怯えるどうしようもない夜があると思う。

「透明声彩」
この言葉の意味はなんだろう。

「透明」はそこに「存在しない色」なのか?

そんなこと
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三浦大知 "Be Myself" 2018/08/22 release

うだるような猛暑が続く8月。
涼しい風が熱いエネルギーをのせて運んでくるように
三浦大知の最新曲MVが公開された。

鬱蒼とした空間からサビに向かって
徐々に解放されていくサウンド。

ここで解き放たれるのは音楽だけではない。
自分の中に眠る意思。衝動。目に見えないナニカ。
内なるエネルギーの”目覚め”を予期させる。

その強い予感とは裏腹に、涼しげな表情で
淡々と過ぎていくストーリー。
内なる"
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