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宝塚・花組・はいからさんが通る観劇日記

少女時代から繰り返し読んでいて、宝塚を観るようになってからは何度妄想キャスティングしたかな、ってくらいに大好きな漫画「はいからさんが通る」が遂に宝塚で上演された……!
今回念願叶って観劇できたので、日記に残してみようかと思います。
ちなみに2017初演はチケットが取れなかったショックで映像も見ていないので、作品自体、今回が完全初見です。笑

語彙力がないうえに興奮で爆発しているのですがパッションを感じてください。笑

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■内容について

幕があいた瞬間からもう泣くかと思いました😭
上手の席だったので、幕があがったらちょうど目の前に冗談社の3人がいて、その再現度に感動……冗談社て!君たちがそんな!!

全体を見るとあのキャラも、あのキャラも、何度も漫画で会ったキャラたちがそこにいる!再現されている!うれしい……
宝塚がはいからさんのキャラで動いてる……😭すき😭

ストーリーは「忙しい人のためのはいからさん」でしたね。
公演が決まった時に「あのボリュームを2時間半にまとめるってどうするんだろう?!」と心配と興味が半々だったのですが、表面をさらっとなぞりつつ、外して欲しくないポイントはしっかり抑えつつ、ちゃんと「宝塚の作品」になっているな〜という印象でした。

切り貼り感というか急に飛んだな!?と思うところもありましたが、それはまぁ致し方ないです。思い切って削らないと収まらないですよね。

削るといえば原作に多く見られる「現代ではちょっとNGなのでは」って表現はほとんど削られていたので安心しました。よかった。笑

一幕のテンポ良くわちゃわちゃ進む感じは原作から感じる雰囲気にも似ていました。楽しいね。
ただ、二幕は全体的に話が急展開すぎて、原作知らないと結構ハテナが浮かんでしまいそうだなぁ、という印象です。
(わたしの場合は勝手に脳内補完されて終始「ううう😭そうそう😭」って感じだったのですが。)

欲を言えば、もう少しキャラ同士の関係性とか気持ちが深掘られていたら嬉しかったなぁ。
特に、冬星様と紅緒がそれぞれ結婚を決意するに至るまでの感情のうごきとか、鬼島が少尉を慕うようになった経緯とか(ってか小倉からシベリアが一瞬すぎたのはちょっと笑った)そういうところも、もう少し見たかった!

冬星様が好きなので原作よりも当て馬というか演出上都合の良いように扱われていたのが少し悲しかったともいうwモンペw
これ、あきら冬星は結構ギャグ強めとも聞いたので、ちなつ冬星だとまた印象違うのかな🤔?

曲もすごくキャッチーで分かりやすくて好きでした!2.5次元ミュとかアニソンとか特撮っぽい感じも含め、作品の雰囲気がちゃんと出ていたと思います。
幕があいた1曲目からわくわくするナンバーでとってもハッピーな気持ちで世界に入ることができたの、嬉しかったなぁ。
(これはたぶん個人的に1曲目がテンション上がる曲っていう演出が好きなのもある。)

色々あった中で、これだけの人数で、華やかでパワー溢れる公演をしてくれたこと、ありがたいです。

■花組さんについて

れーちゃんトップ就任おめでとう〜〜〜!!めでたい!!
てかトップコンビ、美しいし可愛いし画が強すぎません?
キラキラすぎて直視できない。

れーちゃんが華ちゃんを見つめる愛おしげな視線も、華ちゃんから溢れる「好きです!」感も少女漫画か〜い!目がキラキラしてるよぉ〜〜〜これはもうトーン使用量半端じゃないですね🤔!?

恋アリの感じもあったしお歌大丈夫かな、とか心配していたのですが、もうそういう次元じゃなかった。
圧倒的オーラとキラキラといちゃいちゃでそういうの何もかも吹っ飛ばされたわ笑見ているだけで多幸感溢れるってすごいね。
デュエダンがウェディングドレスっていうのも相俟ってきらめきとラブラブが限界突破した。破壊力。

燕尾でれーちゃんが真ん中にいて、その両脇にあきらとマイティ……これは沁みますね。
もうそこにみりおちゃんがいないんだなって実感するのと同時に、れーちゃんが真ん中で堂々としていて、その横をあきらとマイティが固めていることで「れーちゃんの花組」時代なんだなというのを感じました。
とにかくエモを感じたのだけれど表現できる語彙力がない。
は〜〜〜この感じか〜〜〜やっぱり宝塚って良いわ〜〜〜😂

あと、華ちゃんの演技とってもよかったです!
紅緒のくるくる変わる表情とか、突拍子もないけど天真爛漫で憎めない感じがしっかりと表現されていて、本当にキュート!まさにはいからさん。
からの、紅緒の筋を通すところもしっかり出ていて演技の幅が広いですね。すごい。
これから色々な作品を見ていくのが楽しみなコンビですね!

…って書いた日の夕方に退団発表😨!!
いや、早くない?大劇3作とかさすがに早いよ〜。
ほんとにお似合いの二人だと思ったから驚いたし残念だ…


高屋敷、なんかひっかかる…と思ったらひとこちゃんが花組にきたの、つい最近でしたね。
もう随分前の感じがしてました。笑
役でも他の人とちょっと雰囲気が違う?ような印象(演技がどうこうではなく、雰囲気とか空気感のはなし)があったのだけれど、演技にも組カラーってあったりするのかなぁ。
これから馴染むか、その違いを活かしていくのか、どちらにしてももう少し何か変わるのかな〜?なんて勝手に感じました。

■環について

わたしの人生で大好きな女性キャラベスト5に入ってくる環。
今回、環がたくさんでわたしはしあわせだった!!!かわいい!!!

紅緒と友達になるシーンで「わたしたちは殿方にえらばれるのではなくわたしたちが殿方をえらぶのです」が出た瞬間に環〜〜〜〜〜❤️ってなった😭好き😭
そのセリフをちゃんと入れてくれてありがとう小柳先生😭

モガ環が大好きなので二幕最初から感謝しかなかった。うれしい。
ラストの家出しちゃえば、って満州まで旅立っていくところも颯爽としていて…ほんとに好き…環かっこいい…😭
あの、番外編の環鬼島話と冬星様inパリもやってください。何卒……🙏

でね!一番うれしかったのが、環がエトワールだったこと!
エトワールをつとめる環とか解釈一致すぎて吐くかと思った。
そうなの、環はそういうときに選ばれるの。そして美しく決めるの。
みんなに慕われて、憧れられて、いつも中心で注目を浴びていてその立場をちゃんとこなせるだけの努力をしていて、良い意味でプライドをもっていて、そのうえで自分の道を自分で切り拓いていくの。使えるものは全て利用する強かさもあって……すき!かっこいい……😭

そして、何より、くりすちゃんのお歌がとってもお上手で…上品な笑顔と綺麗に伸びやかに響く高音……これは完全に宝塚でしか表現できない環だ。
うれしい。好きなキャラがこんなに素敵で、しあわせだ…😭

くりすちゃん、演技中の佇まいとか表情、仕草もとても素敵でした。
上品な華族のお嬢様の雰囲気も、それだけじゃない環の強さというか凛とした美しさも見えてよかった。

環が少尉を諦めたのが表情から伝わってきたあのシーン、とても好きです(カタコト)

一幕ではまだまだ少女だったのが二幕では自立した女性の顔つきに変わっていたので、お歌も演技もとてもお上手な方なのだなぁ、なんて思ったり。

最初お写真を見た時には正直ちょっとイメージと違うかも…?と感じたのですが(ごめんなさい)、もう全然!ちゃんと、というかイメージ以上の環でした。
この日記を書くために振り返っても、くりすちゃんが環を演じてくれて、ほんとうによかったと感じています。ありがたい〜〜😭

■アリス見たい

大好きな漫画を、宝塚でしかも花組さんで小柳先生が演出ということで絶対好きな作品になると信頼?確信?していたのですが裏切られることなく、わたしの好きな作品のひとつとなりました。
作曲も手島先生とエレガだったんですね。そりゃますます好きでしかないですよね。17版も見て比べたいな。

そしてそして、こうして色々考えているうちに、アリスの恋人がとても見たくなりました。構成なんとなく似てるよね……すき。(この前FC限ライブでのみりちゃぴを見てから亡霊度マシマシ)

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