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菜食との「出会い」と「今」

あけましておめでとうございます。

2020年は菜食という生き方に出会い、見るもの全ての景色が一変した年でした。また、自分と対話する時間も圧倒的に多かったので、内なる存在がとても顕になる一年だったと思います。

今回は菜食との出会いから現在に至るまでのお話をしたいと思います。ぜひ、お付き合いください。

①菜食との出会い

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私は昨年の7月に菜食と出会いました。

きっかけは大学の友人がヴィーガンになり、SNSでヴィーガンになった経緯を綴った記事を読んだことです。そこでヴィーガンという生き方を知り強く惹きつけられました。

ネットやSNSで調べていく中である一本の映画と出会います。

「LAND OF HOPE AND GLORY」

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UKの畜産業における人道的でない飼育・屠殺の現状をドキュメンタリー形式で撮影している映画です。目を背けたくなるようなシーンばかりでした。鑑賞中は「なぜこの映画を観ているのだろう」と何度も後悔しました。

ですが、畜肉を食べることを習慣化している全ての人が知るべき事実がたくさん描かれています。

毎日食べていたお肉が、
どのような過程で
どのような犠牲を伴い食卓に並んでいるのか。

畜産業の存在が
アマゾンの大規模火災や気候変動、飢餓、地球温暖化
全ての環境問題を引き起こしていること。

頭では理解しているはずなのに観賞後は言葉にならない、行き場のない暗い感情を抱きました。

もともとお肉や揚げ物を食べるとすぐに胃がもたれてしまい、睡眠の質が悪くなったり、気分が悪くなることがありました。

”私ってなんでお肉を食べているんだろう”

今までお肉を食べる理由なんて考えたこともありませんでした。

”昔から食べていたから””お肉を食べないと力がつかない”

食に対する根拠のない固定観念が強いが故に、食べることを生まれた時から習慣化していたことに気がつきました。その時から、スーパーの畜肉コーナーには立ち寄らなくなったのでした。

一つだけ心配なことがありました。

”菜食を実践している人が周りにいない”

SNSからの情報は非対面であるので、書かれいている情報がどうも信憑性に欠けているように感じてしまう。もやもやしていました。

②国境を超えた英会話講師との出会い

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もやもやしていた矢先、菜食のチューターを見つけ出します。

オンライン英会話の講師でした。

DMMオンライン英会話を始め、主にヨーロッパやアジアを中心とする様々な国籍の講師と話す機会があったのです。

海外では菜食という生き方が日本よりも圧倒的に浸透していること。
動物保護・環境保全・健康保持など、
菜食を取り入れている理由は多種多様であること。
菜食の中にも多様なタイプがあること。
動物性タンパク質は植物性の代替食品で補えること。
サプリメントという選択肢。

DMM英会話から学んだこと、教えてもらったことは本当にたくさんあります。たくさん励まされ、背中を押され、菜食を積極的に取り入れるようになったのでした。やはり経験者から話を聞くことは大事だなと。得られる情報の信憑性が優れているし、何より自分にあった菜食の始め方を教えてくれます。

まさに「餅は餅屋」

③自分のペースで、出来ることから始めよう

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まずは、スーパーで買う食材を見直しました。
畜肉コーナーには一切立ち寄らず、乳製品(主にヨーグルト)も徐々に減らし一切買わなくなりました。卵も食べる回数を徐々に減らしています。

それと同時に、加工品も一切買わなくなりました。ウインナーやベーコン・市販のお菓子・甘味飲料水・ガムなどの添加物のたくさん入った食品です。

甘い物を食べたくなれば、植物由来の材料でお菓子を作ります。牛乳・バター・卵・ゼラチンなどの材料は一切使いません。これが、案外簡単に作れて体への負担も少ないので、今ではお菓子作りに没頭しています。

④菜食を実践してみて気づいたこと

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買い物は選挙。

買い物は企業に対して毎日行われる投票行動。

例えば、
添加物が多く安くて便利で体への害が懸念されている商品が売れ続けているのは
こうした消費者の投票の結果だと思います。

もしも、自分の体と向き合い、より安心で安全なものを選びたいと考えている多くの方が本当にそれと見合った行動をすれば、企業もサービスも変わると思います。

スーパーやコンビニに並んでいる添加物たっぷりの商品だって変わると信じています。日々のルーティンワークでもある買い物や食事を一度立ち止まって見つめ直してみて下さい。

そして、
ポール・マッカートニーが提唱している「ミート・フリーマンデー」のように、
月曜日を菜食の日として、動物性食品を摂取しない「体を労わる日」にしてみましょう。

ちなみに、
世界的スポーツブランドの「プーマ」は本社食堂で月曜日を菜食の日にしているみたいです。素敵な試みですよね。

菜食という生き方は、皆さんが思っているほど堅苦しくなく、
週に1度、菜食の日を作ってみたり
毎日飲む牛乳を豆乳に変えてみたり
毎日のルーティンをほんの少しだけ見直すところから始めることができます。

⑤体にあらわれた変化

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菜食を取り入れて半年が経ちましたが、私の体は明らかに変わりました。

・口内炎ができなくなった
・胃もたれがなくなった
・肌が荒れなくなった
・生理不順が改善した
・便秘の解消
・髪の毛に艶がでた

特に口内炎ができなくなったのは本当に衝撃です。1ヶ月に2〜3個はできていた痛い口内炎。この半年で一回もできていないことに気がつき感動しました。後は生理不順の改善と便秘の解消も個人的には嬉しかったです。

⑥まとめ

菜食は決して堅苦しいことではありません。

私は友人や家族との会食の場ではお肉を食べることだってあります。「ゆるベジ」という言葉があるように、自分に出来ることから少しずつ食生活を見直し、自分のペースで食生活を変えていけば良いと考えています。

この記事を読んだ方が少しでも菜食という生き方に関心を寄せ

わたしたちの体、環境、動物に優しい選択ができますように。

そして、

2021年も幸せな瞬間を少しでも増やせますように。


ここまで読んでいただきありがとうございました🍋

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