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感触

忙しいだけの今朝を愛撫して、洗濯物がゆらぐことにより、グノーシス主義が死んで、怠惰な化粧を終えた君の背中にも、翼の名残りのようなものが、見え隠れしていて、規範のものや、政治的な発狂や、あらゆる空疎な語源や、かさましされるリビドーや、倫理観も靴底に張り付くガムみたいなものだねと、野良猫から逃げ惑うネズミが、語りかけて来る幻想的な夜、真理なんてものを、打ち破るための、ハンマーとして育てられて来た私だ、逸脱することなんて、軽々と出来るし、虐げられても尚、健気に氾濫する理由を複製しては、辛辣な言葉が飛び交うネットワークから離れ、度重なるエゴを投棄する業者たちが、嘯く微睡みも切ないと、うなだれている君の保身なんてものに、加担したくもないから、システムが云々と、うるさく付きまとう、幼稚な思想なんか、すぐさま捨ててしまい、しばらく痺れた面影の崖で、立ち尽くす君の希望すらも、ぼんやりとしたままであるし、用いる夢なんかに、食われてしまう前に、確かな今が、欲しいのだと、屈辱に耐え、孤独に打ち勝つとか、孤立しても尚、確かなのは、自らが見出し、選んだ答えだけなのだから、後悔も無いし、今回も、失敗ではあったが、反省したフリして、反芻せずに、すぐに吐き出して、派生するものも、破砕するだけであるし、スラスラと嘘もつけるし、裏切ることも簡単だし、出し抜くことなんて、朝飯前だし、打算的で、独善的であるし、あらゆる偏見の、迷い子や乳飲子たる私は、猥雑な位置に座礁し、取り返しもつかないが、取り返そうと必死なわけでも、諦めているわけでもなく、流れがどうとか、説く必要性もなく、くたばるだけではあるが、このままなわけもなく、分け隔てもないし、別れ際には、中指を立てるし、湯船にはつからないし、つくづく思う隙間にキツツキが、コンコンと、木を突く音だけが木霊し、子供騙しではあるが、わかって騙されてやったのであり、騙されたままで、終わるわけにはいかないし、いけ好かないからって、単純に、嫌うだけでは、もったいないから、すべて、綺麗に、たいらげる。

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