転換期
月曜日の鈍色天国、手なずけられたラジオから流れる静謐な予言、心眼と決めたらたギターコードと受胎や三葉虫、忠誠心や宇宙人、ヘテロセクシャルのジグゾーパズル、パスカルや偶像やロンドン、アニマや即席の世界、野菜室で育てられた青年を包む忘我、行方不明の淵に潜む過去、虚栄や虚像を乗せた飛行機が飛び交い、幼稚な会話がダラダラと加速していく世界の代償、行方不明の感情、幽体離脱を繰り返す会社、便覧な偶像を携え、曖昧な帰路を生み出す現時点、青年と静かな湖畔、グルーミングを繰り返す猫、構造的な愛と、腹膜に潜む高次の意識、散漫な形式の崩壊、行方不明な不全者、解体される世代間の報い、懺悔と爪痕、チアノーゼと愛玩としての多幸感、安易な拘束と、泰然的な自分、覆い被さる利己的な集約やら、約束を突き破るための加勢、何も改善されない朝がふやけて、いつかのシーンもまどろんで、複製されるビジョンなんかに軒並み飲み込まれてしまい、蓄積される悲しみや苦悩なんかに乗り込む課税式の夜、能動的な相和なんかにより、私は際限なく喜びを復活させては、誰にも捕まえられないように、羅列する深夜の毒や、遠のく儀式的な何かや御利益などなどが、延々と素数を噛み砕く音が、誇大妄想かなんかとぶつかり、相続がなんだ、あれとあれが兄弟か、なんとかいう会話が肥大化して、いつかの喜びも、性欲により滅ぼされてしまうだけのジグソーパズルよりも頼りないほどの強度。