破局
みんな生きて行くためだけに必死で、それが、当たり前だと植え付けられ、健気に生きるほどに、人間らしさっていうものに騙され、手懐けられ、何かを奪われ、無くしてばかりいるし、搾取されているなどと、シュプレヒコールを上げた途端に、白い目で見られ、アイツらは、普通では無いなどと、排除したりして、支配している奴らは、したり顔で、順応し、洗脳されている者を、絶えず大量生産して、犠牲の名の下に、徘徊し続けるシステマチックな亡霊たち、あらゆる悲劇を引き摺る君たちのエゴや、何かに迎合するためだけに、嘯き加勢する奴らの陰謀やら、均等さを求め、低劣な理由を加工する答えに縋るだけの君たちの粗暴、権利を謳い、欲のままに、今を貪り食うだけの道理や、利己的な連中の支配や、凡庸な結末を弄るジレンマや、時代的な末尾や、面影をつつく鳥たちが目指す焦土、重複する真実や、拙い永劫を囲う壁、聖人君子のフリをした悪魔的な奴らのリビドーや、倫理観を謳いながら、君の精神的なねぐらを破壊する奴らの盗品、貧相な律動により、寝られない人々の、幼稚な夢の中で眠り、機械的な軋轢により、破壊されてしまった街並み、惨めさや、計り知れない醜さや、くたばるだけの実像、あらゆる波形により、撹拌される最後、颯爽とした高揚感により、革新的な昇華に至り、猜疑心を突き抜け、自らの本質に帰り着き、希望なんていうまやかしを通り抜け、自らに課せられた罪なんてものに、騙されないようにする。
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