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凄艶

月が迎撃されて、数百年が経って、閉鎖的な義務教育により、徹底的な奴隷になって、憎しみばかりの金に隷属して、前衛的な結末に絡まる動機が加速して、幼気な動機に攪拌される所以に関わるほどに、ずさんなアイロニーに制限を受け、ゲノム操作されて産まれた知り合いや、辛辣な市場にかさばるエゴや道理とたゆたい、愉快な仲間たちにより、快癒していく思い出をお菓子にかなんかに変化させ、応じる言葉から、偏る住居と化した借り物の身体を捨て、宇宙と調和するために鳥になった友だちの話や、事実の切片に塗りつける接着剤や、くたびれた約束を踏み躙る戦車や、下垂体に詰まったLEGOや、原生林で踊る類似品たち、反省もしないから、反乱ばかりを企て、出来合いのものを破壊しては、真理を加工するための鑿で刻み続け、懈怠し続けるために、システムを構築し、番号化された人類の足跡を辿る野良猫たちの世界、幽体離脱を繰り返しては、宇宙の裏側に存在する超高度な文明により、シュミレートされていると促す神に似たようなもの、うそぶく科学的な傷痕や、約束を突き破る竹、経験則を超越するほどの奇跡が繰り返され、際限ない愛が、隈なく波及され、はびこる愛が、金をも乗り越えた先に現れるのも、これまた金であるが、あらゆる法を破壊して、寂れた愛に関連する貪婪な動機に格納された核爆弾のような私、猥雑な轍に、平伏す過去、高尚な余韻に重なる星、投棄され続けるつたない抒情的な回路により、私たちの世界は生まれたのであるし、あらゆる変化を受け入れ、この、悶えるような時を、ひたすらに我慢し、通わす意味が、やがて、退屈な今を破壊するまでの軌跡。

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