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律動

君たちの傀儡として終わるよりも、セオリー無視して、暗黒物質の海を泳いでいたいし、肉体を捨ててからが、本当の始まりであるし、あらゆる方法から、飛び出すのが、生きるという事であるし、生かされているなどと、謳う原理から解き放たれ、生きたいから、生きるという幻想からも逃げ出し、あらゆる価値観を超越して、ガムシロップの大河を越えて、モスキート音が犇く森で、太陽を抱いて、泡沫を凌ぐための優劣や、ためらわずに入り込んで来る普遍性の卑屈さや、利己的な観点が結ぶ確かさという足枷や、制限や倦怠感や選択権や、正義による犠牲や、いさかいばかりの日常の閉塞感や、リズミカルな歪みや、五月蝿い利息、駆逐された今朝を弔う君、希望を持ち、希望を保ち続ける事の苦しさにより、偏りを生んでしまった人々の私欲、支離滅裂な人々の裂傷、迂回する思い出を遡るという欺瞞、空腹を癒すための争いや、接続される物事、統合されるための精神こそ、偏り歪んだものであるし、現れる偶像に支配され、それだけが、真実として受け入れるほどに、醜く歪んで行き、逸脱するために、この命とは、横柄さを捨て去り、些細な出来事に苦しむ事もなく、蔑ろにされ続けて来た君たちの自らの歪さに苦しみ、その苦しみから逃げ出すために、誰かを批判し、排除し、羽交い締めにし、破壊するだけに至るための答えなどに、絶えず騙されては、たちまちに手懐けられ、健気な者ほど凶暴になり、手段を選ばず、自らの理念のためにだけに、追求する幸せのために、簡単に排除し、簡単に、世界と名付けられたものを、終わらせてしまえる。

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