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この街とつながるストーリーを。

長らく離れていた地元に戻ってはや1年。光陰矢の如しとはよくいったものだ。帰ってきてからの1年は目まぐるしく過ぎていき、気づけば年末になっていた。

僕がいた16年前と比べ、地元は大きく様変わりした。なかでも顕著なのは、少子高齢化の進行だ。当時から、テレビや新聞で「少子高齢化が進行している」などと報道されていた気がする。

だけど、あの頃はそれほど実感していなかった。だって、中高の同級生は300人近くいたし、住んでいる限界集落にも若い人が住んでいたから。それに、放課後には、あちこちで外遊びをしている子どもたちの姿だって見られた。

しかし今では、子どもの数はめっきり減ってしまった。外遊びをしているような子どもの姿もほとんど目にしない。一方で、老輩の方々はよく見かけるようになったよ。

市役所に勤める同い年の友人いわく、僕らの時代と比べ、子どもの数は3分の1にまで減ってしまったらしい。

僕はそんな地元の実情を目の当たりにし、もの寂しさ・うら悲しさのような感情を抱いた。

「微力ながらも地元のためになることを何かできないか?」

と思案した。そこで行き着いたのは「ローカルメディア」だった。Webメディア畑出身の自分が、スキル・経験・知識を生かせるのは、これしかないと思った。

ローカルメディアによる地元情報の発信により、ここで暮らしている人々がこの街をより深く知り、好きになってもらえるきっかけづくりができたらいいな、なんて思っている。

とりあえず、やれるところまでやってみますかー!
という、決意表明なのだ。


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