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自己肯定感が下がった夜に

先日『気楽にnoteを書いてみる』を投稿したら、想定よりもはるかに多くの方に読んでいただけました。

noteを書く方々の気持ちと共通する部分があったのか、はたまた適当につけた『スキしてみて』的なタグがよかったのか、はたまたはたまた、noteでビジネスしたい人が必死にスキをする時代なのか。そんなことないですか。今ってどういう時代なんですか。noteって、何なんですか。

前回の投稿をしてから何度かnoteアプリを開いて、『つくる』をタップしたけど、なんか特に書きたくもないのに無理矢理ひねり出そうとしている自分が見えて、開いた数と同じだけ閉じました。

今も一度開いて、少し書いて、やっぱりやめて、また閉じて。そんなときに思ったことを正直につらつらと書いています。しばらくは、素直に書く訓練がいるみたいです。いつも私は文章を書くとき、どこか気合い入れて書いていたのかも。

それはなぜか。
それはやっぱり、見てほしいから。
見た人が少しでも心が動いてほしいから。

でも今私は、もっと自分の本質的な部分、飾り気のない、素っ裸な自分が知りたいのです。

ここまで読んでくださった方にこっそりと話しますが、自分や家族の人生を考えたときに、もしかしたら、かなり可能性は薄い(と信じたい)のですが、13年ほど勤めている今の会社で働くのをやめるという決断をしないといけなくなるかもしれません。

そうなった時、私には何ができるかな、と考えています。今のところ、何もできません。マジで。

昨日は深夜にメンヘラモードで夫に
『私何もできない』『私には何もない』『34歳で子持ちでスキルなしの私が稼げるところなんてない』『私、大事?』『私おらんかったら困る?』『私と結婚してよかった?』『なんで?』『私とおって楽しい?』『面白い?』『私必要?』
と、今にも寝そうな夫に話しかけ続けました。
わかりやすく自己肯定感がエグ下がりしていました。

夫は優しく、私のひとつひとつの言葉に、ものすごい眠気の中でも返事をしてくれました。
『あなたはすごいよ』『あなたはどこでだってやっていけるよ』『あなたがわからなくても俺があなたのすごさはよくわかってるよ』『あなたと結婚してよかったよ』『しあわせだよ』『幸福度100%だよ』『あなた以外あり得ないよ』


眠りにつく前、私は最後に
『私、大丈夫だと思う?』
夫に尋ねました。

夫はすぐに
『あなたは絶対に大丈夫だよ』
と、自信満々に答えてくれました。

あなたはこれができるよ、と具体的に言われるよりも、私にとって一番力がわいてくる言葉。

『大丈夫』

昔、精神的に病んだことがあるのですが(心が健康なあなたは、いや、あんた今も病んどるやないかと思っているかもしれませんが、これは病んでいません。この状態が私の心が健康である状態です。マジで)、その時も、なんの根拠もないけど『私なら大丈夫』『今は何も見えないけど、私のことだから、私がきっと私を何とかしてくれる』と思っています。

人生において大ショックなことがあった時も、ズタボロの精神状態だった時も(この時は病んでいません。大ショックだっただけです。病みは奥が深いのです)、お先真っ暗で人生終わったと思っていましたが、心の奥底で『でも私なら大丈夫』と思っていました。

今回もなかなかピンチを感じていますが、『私ならきっと私を何とかしてくれる』と信じていこうと思います。

【先が見えない?そんな時はな、とにかく今を必死に生き抜くんだ】
と、昔読んだ本に書いてありました。先が見えないなら、今を見る。今この瞬間を懸命に生きる。

『私には何もない』
と、私の大切な人が私に言ってきたら私はなんと言うでしょうか。

私はきっと顔を赤らめ、泣きながら、もしくは激昂しながら『そんなわけあるか!』と大声をあげるかもしれません。

『私には何もない』
と、今私が言っています。
私は私に『そんなわけあるか!』と大声をあげたい。

今年一年、私は今までで一番自分と向き合おうと思います。
そしてその道具のひとつとして、このnoteを使っていきます。

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