本気で勝ちにいかないと、成功体験は積めない
4月に入って、新人が配属されたり、新組織体制になった方も多いかと思います。
成功体験を積む→自信をつけてもらう…というのは鉄板ですが、成功体験の取り組み方で、成長スピードも変わってくるのではないかと思います。
「とりあえずやってみる」は、遠回りになることも
やったことがない業務だったり、成功か判断できるまでに期間が必要な業務だったりする場合は、取り組む前に仮説を立てておくことが大切です。
事前情報が少なく仮説が立てにくい場合もありますが、少ないなりに仮説を立てて早い段階で検証した方が、結果的に成功に近づくことも多いかと思います。
「勝てる」と思っていない勝負は、勝てない
取り組む本人が「勝てる」「成功できる」と思っていない勝負は、多くの場合は、敗因が曖昧なまま負けることが多いです。
思い当たる敗因が「活動量が足りなかったこと」「本気で取り組めなかったこと」は避けるべきです。
仮に、成り行きで成功できたとしても、そこからの学びは少なくってしまいます。
「勝とう」「成功しよう」と思うからこそ、「勝つためにはどうしたら良いか」「成功するためにはどうしたら良いか」のマインドで取り組むことができます。
最初にやるのは「成功イメージ」をつけること
チームメンバーに何か取り組んでもらうときに最初に行うのは、
・ この業務が上手くいくとどうなるのか?
・ どのような状態だと「上手くいった」と言えるのか?
をイメージしてもらうことです。
実際の業務手順の説明は、その後で構いません。
その業務をやることの意義が伝わっていないと「ただ業務をやるだけ」になり、その業務のゴールがわかっていないと「途中の状態が良いのか/悪いのか」がわかりません。
正しい成功体験の積み重ねが、「自信」と「実力」へ
スポーツでも正しいフォームで練習しないと実力が身についていかないのと同じように、ビジネスでも正しい成功体験の積み重ねが必要です。
勝ちグセがつくと「ゾーン」に入ったとしか思えないような、実力+αの能力を発揮することができます。
大切なのは、そこに至るまでの入り口部分、取り組みにあたっての「成功しよう」というマインドです。
精神論のようになってしまいますが、このマインドがあるからこそ、複数の選択肢を考えられるようになり、最後まで粘り強く取り組むことができるようになります。
自身の取り組みについても、チームメンバーの取り組みについても常にこの意識を持っていきたいと思っています。
いただいたサポートは、より良い記事を書くためのインプットに使わせていただきます。