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休職2ヶ月

薬は現在4種類目の処方されたものを飲んでいる。

眠気が強すぎたり、吐き気が止まらなかったり
副作用の激しいものもあった。
現在のものは比較的体に合っているようで、強い副作用はでていない。
先生が身体に合わせて処方してくれているようでありがたい。

それとは別に頓服薬もいつも処方されている。
その薬は昔から服用しており、飲むと心が軽くなるのを感じる。精神的に参っている人でもこういった薬を飲むことに抵抗がある人は多い。
しかし、薬を嫌がって酒に溺れるくらいであれば、用法を守って薬を飲んだ方がいいことは言うまでもない。

メンタル回復へ向かうためにはもちろんのこと、
健康面や経済面を考えても絶対に効率が良い。
知らないものを怖がる気持ちはわかるが、知ってしまえば悪いものじゃない。

辛くても、自暴自棄になるつもりはない。
自分の身体はとても大切だ。
カウンセリングを受けて、これまでのことを話すと、よくグレずに頑張ったと褒められる。

小さい頃、一度自殺を考えたことがある。
自殺を考えたというのは正確に言うと間違いで、自殺という選択肢を常に持ちながら生活していたというのが正しい。

ゲームをしようか、出かけようか、それとも死のうか、それくらいの感覚だ。

どれくらい本気だったかはわからないが、お腹に包丁の先端を当てたことがある。
その後、すぐに元の場所に戻して遊びに出かけた。
その晩にとても後悔して、怖くなったことを覚えている。母親に相談したら、「バカだね」と言われた。
ショックだったのは、その後同じことを母親に話した時に親が覚えていなかったことだ。
今では丸くなって、とても現状を心配もしてくれている。だから、その頃は自分のことで精一杯だったから仕方ないと今では思えている。

辛くても学校も通いきったし、受験も成功して大学も卒業した。意志はそれなりに強い方だと思う。

話が逸れた。現状の率直な感想としては、特別何か変わったという実感はない。
相変わらず辛い日もあれば、なんでもできるという無敵感に覆われて活発な日もある。

収穫は体に合う薬が見つかったということ。
それと何より、話すだけで心が軽くなるという経験を得られたことだ。
よく使われるセリフだが、こんなことが本当にあるとは思えず、話を聞いてもらった人に対するおべっかだと思っていた。

その人はとても感情を伝えるのが上手い。
ひねくれている僕に対して、ストレートに思いをぶつけてくれる。大好きだと伝えてくれる。
全てに興味をもってくれる。これだけ人を信用したのは初めての経験だ。
涙を流しながら無心で何時間も話し続けていた。

この経験を忘れたくない。
本当にありがとう。とてもとても感謝しています。

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