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ヤクザに関する、すべらない話 Best10

ヤクザ、それは日本の裏社会の象徴である。

一昔前、表を仕切るのが政治家、裏を仕切るのがヤクザと言われた。
体一つで成り上がれるヤクザは、Japanese dreamの体現であり、昭和の時代、多くのヤクザ映画が作られた。

しかし近年、ヤクザは高齢化が進み、反社会勢力として厳しい取り締まりを受けた結果、ヤクザは、危惧されない絶滅危惧種になってしまった。
今日は、そんな日本のヤクザの面白い10の真実を紹介したいと思う。

1. ヤクザのステータス

ヤクザとは会社組織のようなものではなく、ヤクザ一人一人は個人事業主である。一人一人何をしても良い。ヤクザの組の一因になり、上納金を支払うことで裏の世界での地位が保証され、いろいろとビジネスがやりやすくなる。ヤクザもサラリーマンと同じで、自分の名前より、どこの組に所属しているかが一番大切なのだ。

おそらくヤクザの新人研修では、サラリーマンと同じく、名刺交換の研修をしているに違いない。

2.ヤクザのヒエラルキー

ヤクザ社会のヒエラルキーは下から、

親依存型ヤクザ  ヤクザなのに親に頼る生活
肉体労働型ヤクザ 日雇い労働者ヤクザ 
女依存型ヤクザ  女に働かせて生きる
組依存型ヤクザ  覚醒剤密売、博打など一般的な闇ビジネスでお金を得る
その上に、幹部となる。

肉体労働型以外のヤクザはみんな自分で稼がず、誰かのお金で生きている。ヤクザは人様が稼いだお金で、生活しているのだ。
政治家と同じである。

3. ヤクザの生存権

日本では、1991年暴力団対策法という法律が施行され、暴力団の存在を認めた上で、違法行為をした場合に懲役や罰金を科している。イタリアや香港のマフィアは、結社も認められていないが、日本のヤクザは国に公認されているのだ。

しかし、2010年に地方自治体が定めた条例で、暴力団の存在は完全に否定された。今の日本の暴力団は法律で存在が認められているが、地方自治体の条例では存在を認められていない。暴力団は、銀行の口座を持つことも、家を借りるなどができなくなり、今、生存権が脅かされている。

今、ヤクザ達は、この条例は、憲法14条「法のもとの平等」に反していると必死に訴えている。普段、大元の法をかいくぐっているが...
信号無視をしながら、交通安全を呼びかけているようなものである。

4. 暴力団の種類


警察は暴力団を3つに分類している。

博徒 賭け事や裏ビジネス 
愚連隊 青少年不良団 
テキ屋 祭りでの屋台

テキ屋とは、ヤクザの伝統的な収入源、お祭りなどの屋台のことである。
神社や寺で開かれる日本の伝統的なお祭りは、
伝統的なヤクザのパーティなのだ。

彼らは、お好み焼きなど、小麦粉などの原価の安い粉物を扱って利益をあげている。日本のヤクザは、裏のビジネスだけでなく、表のビジネスでも
粉を扱っているのだ。

5. ヤクザと肉体労働

ヤクザの組長は漁師出身が多いことで知られている。そんなヤクザの収入源の一つが密漁である。現在、日本で流通される、鮑の半数が密輸でヤクザが関わっていると噂されている。本来、ヤクザは働かないことに価値があり、肉体労働を軽視していた。しかし、今、多くの地方のヤクザが密漁という肉体労働をしている。

地下に潜って、闇の商談をまとめるのではなく、海に潜って、鮑をまとめているのだ。日本のサラリーマンがホワイトカラーなら、

ヤクザはこれまでブラックカラーのワーカーであると言われてきたが、
多くのヤクザが、本物のブルーカラ(オーシャンブルー)のワーカーになってしまった...

6. ヤクザの新ビジネス

今のヤクザは、儲かると思えば、上手にビジネスに参入する。現在、ヤクザに人気のビジネスはタピオカ店。原価が安くて、利益率が高いということで複数のヤーさんが参入しているという。ひと昔前、ヤクザは女性をシャブづけにして、風俗で働かせた。
今のヤクザは、女子高生をタピオカ漬けにして、Tiktokで働かせているのだ。

7. ヤクザとバレンタイン

数年前、バレンタインデーのチョコレートが高級化・ブランド化し、原材料の価格が上がるととある暴力団幹部はカカオ豆の買い占めに乗り出した。
彼らは、海外から仕入れた賞味期限切れカカオ豆やチョコレートを混ぜて
販売し、莫大な利益を上げたのだ。
日本ではこれは犯罪のモデルであるが、中国では一つのビジネスという。

8. ヤクザの学歴

ヤクザの世界には大卒が7%と言われている。彼らはエリートヤクザと思いきや、大卒は、出世できない。学歴よりも、大切なのは刑務所歴なのである。彼らにとって刑務所は、ハーバードなのだ。

ヤクザの世界では、刑務所に入ることもお勤めと言われ、ヤクザの大切な仕事の一つである。そして、刑務所に入る前に、入れ墨を入れるヤクザが多いと言う。刑務所内での、待遇がよくなるらしい。

しかし、ヤクザの貧困化は進み、下っ端の若いヤクザたちは、貧困に苦しんでいて、近年、ヤクザ界では刑務所のことを、
セーフティーネットと呼んでいる。

9. ヤクザと相撲

その昔、ヤクザ主催の賭け事が、神社の敷地で行われており、その横で、余興として相撲の興行を開いていたという。ラスベガスのカジノ横でボクシングの世界戦をやるような感じで。当時は、刺青の入っているヤクザ力士もいたらしい。(ヤクザ力士)

しかし、どういうわけか、相撲は、神社でやってたから神聖なスポーツに違いないということで、国技になったとされる。
ヤクザの余興イベントが、国技になったのだ。

10. ヤクザの社会貢献

ヤクザは人材派遣も行っており、ヤクザ自身が派遣され労働することもある。原発現場には、多くのヤクザが入っていたと言われており、原発が爆発した時も、復旧を行った福島50人に中に、
ヤクザが三人いたという噂もある...

ヤクザは、災害などがあると積極的にボランティアを行う。阪神淡路大震災、東日本大震災の時も、炊き出しや支援物資を送った。「世の中の役に立ちたい」とヤクザ達は必死にボランティアを行ったのだ。もちろん、セレブリティーと同じように、ボランティアの費用は、
宣伝費として精算されている。

また、日本最大の暴力団山口組は、ハロウィンの日に子供達にお菓子を配ったりして地域に溶け込もうと努力している。近所に住む、外国人の子供達が何も知らずにお菓子をくれとヤクザを脅しに行ったのが始まりらしい。
ヤクザは、日本社会よりも外人フレンドリーである。

参考文献:教養としてのヤクザ

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