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脳を最高の状態で保つには

毎日家にいることが多いので、
意識的に身体を動かすようにしている毎日。

私は達成感が生きがいであるカテゴライズの個性。


だからと言って、日々自分を高い目標で追い込んで
辛い目にあうのはごめんだ。

棚を一ヶ所追加で掃除してみる。
小鉢を一品多く作ってみる。
エスカレーターでなく階段にしてみる。
僅かでも身体を動かすことを日常に一つ追加して、
小さな達成感と自分への盛大な賞賛をセットに
高揚感を得ている。

身体を動かしている時は体調もいい。
気持ちもなんだか明るくなる。
そして、頭がクリアになる。

なんでなんだろう?



やっば!脳が退化する!!

コロナが蔓延し始めた時、
否応なく世の中の動きが止まった。
私も会社が1ヶ月休業となり時間ができた。

読書好きなのでこれ幸いとばかり、
できれば普段読まないジャンルや
おすすめされたものを優先的に
色々な本を読むようにした。

当時出社もなく、
なんだか頭が終始ぼんやりもしていた。
いつもがぼんやり10%なら、ぼんやり60%。

今ひとつ霧が晴れない頭で読見始めた一冊。
読み進めるうちに、

やっば!脳が退化する!!
私が私でなくなるわ!!
速攻で老人になる!

とにかく何か動こう!と
とりあえずその場で足踏みをし
心を落ち着かせた。


脳を鍛えるには運動しかない!

最新科学でわかった脳細胞の増やし方

著者

ジョン J. レイティ(John J. Ratey)
医学博士。ハーバード大学医学部臨床精神医学准教授。マサチューセッツ州ケンブリッジで開業医としても活躍。研修医訓練の監督補佐を務めるマサチューセッツ精神衛生センターでは10年以上にわたって研修医やハーバード大学医学部学生たちを教える。また、ハーバード大学医師生涯教育プログラムの常勤講師として精神科医たちを教えている。

脳を鍛えるには運動しかない!
最新科学でわかった脳細胞の増やし方

概要

運動が脳に与える多岐にわたる影響を
科学的に解明した一冊。
最新科学で運動がもたらす効用を
実験データとともにわかりやすく
テーマ別で紹介されている。

私が運動後に感じていた、
ポジティブ思考と頭が冴える状態が
科学、実験、人類の歴史で
裏付けされてるものであるとわかった。


効果例

  1. 子供の成績アップ

  2. ストレスやうつの抑制

  3. 注意散漫の改善

  4. 依存症からの自立

  5. がんや認知症のリスクの軽減

  6. ホルモンバランスの回復

運動によって人生が変わった人たちの事例によって、
それぞれの効果の裏付けがされている。

数値グラフは愛せないけど、身近にいるであろう人の
運動による経過と人生を好転させた事実は
前のめりにページが進んだ。


目次

第一章:革命へようこそ
運動が脳に与える影響を実例を通じて紹介し、
脳と身体の関係性を示す。 

第二章:学習
運動が新しい脳細胞の成長を促し、
学習能力を向上させるメカニズムを解説。

第三章:ストレス
運動がストレス反応を抑制し、
脳の健康を保つ方法を説明。

第四章:不安
運動が不安を軽減し、
パニック障害を防ぐ効果を探る。

第五章:うつ 
運動による気分改善と
鬱症状の緩和について。

第六章:注意欠陥障害
運動が注意力を向上させ、
ADHDの症状を緩和する方法を探る。

第七章:依存症
運動が自己制御力を高め、
依存行動を減少させる効果を解説。

第八章:ホルモンの変化
運動が女性のホルモンバランスと
脳に及ぼす影響について。

第九章:加齢
運動が老化に伴う認知機能の低下を防ぎ、
健康寿命を延ばす方法を紹介。

第十章:鍛錬
継続的な運動が脳の構造と
機能を強化するプロセスを説明。



運動が単なる体力向上だけでなく、
脳細胞の成長、ストレスの軽減、不安の緩和、
うつ症状の改善など、精神的健康にも
大きな効果をもたらすことがわかった。

特に「学習」や「加齢」における運動の役割を強調し、
脳の健康を保つための具体的な方法を提案されている。

各章で取り上げられる具体的なケーススタディや
科学的証拠により、運動がいかにして脳機能を高めるかをわかりやすく解説。

この本は、日常生活に運動を取り入れることで、
誰でも脳の健康を維持し、
生活の質を向上させることができるという
希望を与えてくれる。

科学的な裏付けと具体的なアドバイスが満載で、
健康や脳の働きに興味がある全ての人に
お勧めしたい一冊。

だからといって急激に運動することは避け、
ゆるくても細くても、続けることを念頭に
自分で始められそうなことからスタートを。

そして、共に若返り、思考をスパークさせましょ。



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