哲学ノート~番外編~

12月を哲学月間と称して、哲学ノートをずっと書いてみた。個人的に好きな作品からそのとき読んでいた論文まで、いろいろ。振り返って、もう一度紹介したいものを選んでみた。

1.生き方を考えるシリーズ

セネカ『生の短さについて』と、アラン『幸福論』。

2.いまどきの問題を考える。

権利と義務とは表裏一体、誰かが権利を主張するとき、その裏にある義務を誰が背負うのか?という論文。

あるいは、政府が個人に介入してくるとはどういうことか、を考えるフーコーの思想について。

3.芸術をめぐるノート

芸術は「虚構で作り物」なんだろうか?プラトン『国家』から芸術について。

イメージとテキストはどんな関係にあるんだろう?「これはパイプではない」という、マグリットの絵の不思議さについて。

番外編

哲学と言えるかどうかは少し置いておいて、下手な自己啓発書よりずっと役に立つのがサミュエル・スマイルズ『自助論』。努力の大切さを思い出したいときに読むと、元気が出る(かもしれない)。

お付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えください。

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本を買ったり、勉強したりするのに使っています。最近、買ったのはフーコー『言葉と物』(仏語版)。