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バックキャスティング〜『佐藤可士和の超整理術』

整理することは本質を見つけ出すこと

整理には空間の整理情報の整理思考の整理がある。
空間の整理は目に見えるため、最もやりやすい。大事なものを順位づけ、とりあえずや捨てる勇気と対峙する。
情報は目に見えないためマクロの視点や相手の心の中からビジョンを見つける。これが理想形になる。理想型にたどり着くには思い込みを捨てる必要がある。
思考の整理には他人事を自分事化して問題意識を持つことが大切。頭の中にあるビジョンを見える化し何度もぶつける必要がある。
佐藤可士和さんは、オフィス空間だけでなく、メールボックス、パソコンのデスクトップなども整理術を徹底している。
この整理こそがクリエイティブの準備作業となる。仕事を始める前に仕事の準備をする。

クリエイティブの3ステップ

①情報を集める
②順位付する
③課題を設定する

課題の本質は相手の中に必ずある。情報を集め、見渡す。得られた情報を整理して因果関係をはっきりさせる。順位づけし、問題の本質を突き止める。問題解決に必要な課題を設定する。

視点を磨く

本質はえてして目に見えないことが多い。ただそれは隠れているだけで目の前にあるはず。顧客の要望する本質を丁寧に読み解くことは、整理することになる。
相手の最も伝えたいことや求めているビジョンはゴール。そのゴールを自分ごと化する(自分に引き寄せる)ことがリアリティーのあるブランディングになってくる。
答えは現場にありそれを読み解くためには、そのための環境を先に整えておくことが大事。
日ごろから身の回りをきれいにしていることは、常に本質が見えている状態である。

一緒に頑張りましょう♪

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