守破離!守に甘んじたらあかん〜!!『ゆっくり、いそげ』
西国分寺にあるクルミドコーヒーの経営者、影山さんの本。題名や表紙とは裏腹に、内容はとってもボリュームのある最高の本でした!読書会にも最適です。
経済は幸せになる手段のひとつ。目的ではない
価値の最大化というとどうしてもお金の話になるが,人それぞれ違う価値観がある。まさに、人それぞれの価値観があることを理解することから始めようということ。
お金が悪いのではなく,お金は価値が人それぞれにならないようにするための定量的な価値基準。
では、バラバラの価値を満たすビジネスをするにはどうしたらよいのか。
同じ価値観をもつ特定多数の人と繋がる、個人間でやりとりをする、直接やりとりをする。
ここで付け足したいのは,果たして自分はどんな価値観を持っているのか言語化できるよう、自分に向き合うこと。
少なくとも価値観の違う人を批判することではない。
時代に応じて色はあるが、根本は気持ち
物々交換の時代を経て,貨幣などの定量的共通価値の時代があり、今、そのコンフォートゾーンを抜け出す時が来たのではないだろうか。
抜け出してなにになるのか。心のやりとりをもっと意識しようということ。
影山さんはキャピタル出身のバリバリ金系の方。この方から心の話をされると妙に納得してしまう。
多様性のルール
突然多様性と言われても、わからない人たーっくさんいますよね。だって今まで認識してこなかった人を認めなさいと言っているのだから。
自分すら受け止められないのに、他人を受け止めるのは難儀。
まずは多様性をさせるのではなく、多様性の定義やルールーをしっかり示し、自分なりの多様性を身につけて、実行していく守破離が必要だと思いました。
ルールがあると、ルールで思考停止する人もいますが、自分なりに身につけて実行という『破』をすることが大事!
そのためには自分に向き合って,どうしたいか,どうなりたいかを内省しましょう。
一緒に頑張りましょう♪
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