見出し画像

「やる気」になんか頼らない

自分との対話で心が揺らぐ

人は一日の中で、何度も何度も自分と自分で対話している。そう言われてみると、確かに頭の中で対話しているように感じるものです。しかも、僕の頭の中には二人いるように思えるのです。言わば、天使と悪魔みたいな存在です。

その二人の自分はいつも言い争っているように思えます。今日だって、手を抜かずに励みなさいと自分を奮い立たせてくれる良い自分と、今日くらいは、頑張らなくてもいいんじゃないって。もっと気楽にいこうよと僕を怠けさせようと誘惑する自分。

どれだけ自分でやろうと決めていても、やらなくてはいけないことであっても、どうしたものか、いつもこの二人の自分が、同じようにささやいてくるものだから、心は揺らいでしまうのです。「これを頑張れば、夢に近づくよ。」「本当に、それを頑張ったからと言って、意味があるの?」「どうせ、何時かはやらないといけないことだよね。」「それって、しんどくない?きっと、もっと楽な方法があるはずだよ。」「皆、思いの外遊んでいるよ。」「いやいや、皆が遊んでいる時にこそ、頑張らないと成功は出来ないんだよ。」こうした自分と自分とのやり取りが、何とも邪魔くさく感じるものであり、情けなくもあります。

だって、自分自身がこれをやると決めたことなのに。どうして毎回、迷う必要があるのかって思うのです。すんなり、はじめるのが普通でしょって。期限があれば、そうやって先延ばしにしてしまっては、いつもぎりぎりになってしまうのですから。それだけ、僕は意志が弱いものだと自分に落胆してしまうのです。

気持ちが強いときは、悪魔のささやきをしてくる自分なんか無視することが出来ます。だったら、強い意思を持って普段から、そんな自分を受け入れてはいけないときっぱりと断ち切る必要があるのではないかと思います。

やる気に頼らない

こうした日常生活の中で、今の自分よりも成長するために努力しないといけない瞬間は何度もやってくるものです。ですが、やる気がでないという理由で後回しにしてしまうことが多々あるものです。それは、自分の中のやる気をあてにしてしまっていると言っても過言ではありません。いざとなれば、自分の中のやる気が高まり、普段の自分の実力以上の力を発揮して成果を上げることが出来るのではにかと期待しているからです。

でも本当にそうでしょうか。自分を過信しているに過ぎないと僕は思ってしまうのです。だって、そうやって何度も失敗しては、自分に何度も落胆してきたからです。僕の中で、いい加減に自分を知った方が良いのではと、自分に言いたくなってしまいます。

こんな事をいうのは、つい先ほど、仕事でやらなくてはいけないことを、本当に期限ぎりぎりまで費やしてしまったからなんです。月の始めでは、やりたいことが沢山あるからと、期限よりも早く仕上げる目標を立てていました。なのに、いざ蓋を開けてみたら、本当の本当にぎりぎりだったのです。

そんな自分に失望し、普段なら自分を否定しないように心がけているのに、こんな風に自分を叱ってしまうのでした。

今月の自分を振り返ってみたんです。結局は、やるきだのモチベーションだの言っては、なかなか取り掛からなかった。今日は忙しいからと言って気持ちが散るから無理だと言っていました。頭の中で、無視するべき自分の話を聞いてしまっていたんです。そうだよね。しんどいよね。怠けたいよねって。頭の中の悪いささやきをする自分に寄り添ってしまっていたんです。ただ、一歩踏み出してみてからは違ったのでした。そうやってごちゃごちゃ迷っていた自分を振り払うことが出来たのです。覚悟が決まったようにも感じました。

だとするのなら、大事なのは自分の中の対話でもなく、モチベーションうんぬんでもなく、やる気に頼るものでもないのです。一歩踏み出すかどうかでしかないのです。

もう僕はやる気には頼りません。「やると決めたら、やる。」これを自分に言い聞かせていこうと思うのです。きっと、未来の僕の頭の中に、僕の邪魔をする自分は息をひそめてしまうだろう。だって、何処までも成長すると心に決めたのですから。

お知らせです

お悩み相談はじめました!

人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。

詳しくは、こちらを読んでください。

相談される方は上の記事内にある注意事項を読んでから、ご相談下さい。



最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日と言う一日が皆さまにとって最高の一日となりますように。
メルシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?