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欠乏意識から抜け出そう

何気ない生活の中でも

このところ思うことがあります。普段の生活の中で、無意識に不平を言ってしまっている自分がいるのです。冷静に考えたら、実際に僕は、多くのことに不満を抱いているのでした。それが最近、そうしたネガティブな自分が目立つのです。よくないことは分かっていても、つい人に愚痴をこぼしてしまう。あるいは、小言をいってしまう。やさしさのない行動をしてしまうのです。

どんなことであれ、こうしたことを繰り返してしまうと、やがて習慣となり定着してしまうのはわかっています。かつての僕は、恐れてしまった通りに、不平不満が自分の中で癖になってしまったのでした。

もう自分を止めることは出来なかった。当たり前のように不平不満を抱き、口にした。自分でも厄介な性格だと感じていました。しかし、直すことはできませんでした。そんな自分にまた、いつも嫌悪感を感じていたんです。

そうした中で、人生で大きな挫折をして、何もかも失ってしまったことがきっかけで、僕は自分自身をリセットすることが出来たのです。そして再出発することが出来ました。

それでもなお、時折感じるのです。僕の中で無意識に、普遍的に不平不満である意識に囚われているということです。あの時の、自分に戻りたくはありません。

欠乏意識に囚われている

僕の中には、いつも不平不満を抱いている自分がいて、心の奥でくすぶっているような感覚でいるのです。それには、大きな要因がありました。

それは、無意識の部分で、いつも何かが足りないと感じているのでした。それを欠乏意識と言うそうです。いつも何かに足りないと感じている意識があるからこそ、不満に思い、不平を言うのです。

お金が足りない。才能が足りない。時間が足りない。いつも誰かと比べては、自分に足りないものばかり。普段の生活で持っていないものばかりに意識を向けていたからなのです。

そこに意識を向けている限り、永遠に自分を満たすことは出来ないのです。例えば、僕は普段、軽自動車に乗っているのですが、僕が欠乏意識でいると、普通車を持っていないという意識に駆られます。そこで、どんなに頑張って普通車を手にしても、次から次にと、誰かと比べては自分にないものをが気になってしまうのです。自家用車2台持っていない。高級車を持っていない。運転手がいない。あれもないとかこれもないと言うのはきりがありません。どんなに手にすることが出来たとしても、永遠に自分を満たすことが出来ないのです。

感謝の気持ちこそ意識することが大切

こうしたことの原因は他人と比較するからこそ、生まれてくる感情だと思っていました。だから、誰かと比較しなければ、欠乏意識は生まれない。そう思っていました。

しかし、どれだけ避けようとしても、避けることは出来ないと感じました。この情報社会では、こうした比較出来る情報は、勝手にどんどん入ってきます。そうでなくても、意識はそっちを向いているために、取り入れてしまうものです。ですので、根本的な部分を変えなくてはいけないと感じました。

僕に欠けているもの。自分を満たすことが出来る心。感謝の心を持ち、育むものだということに気が付いたのです。

今の自分が受けている恩恵に気づくこと。そこを意識することで、自分がどんな状態であっても、喜びを感じることが出来るのです。その先には、どんな自分であっても受け入れることが出来る。いつだって、自分を満たすことが出来るのです。

感謝の気持ちを持ち育むことこそ、欠乏意識から抜け出し、人生の質を向上させ、大きな幸せに包まれることが出来るのだと僕は確信しました。

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メルシー

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