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【MentaRest所属カウンセラーコラム】Z世代必見!バーンアウト(燃え尽き)を未然予防し、成長のきっかけに

■はじめに

皆様、こんにちは!MentaRest公式アカウントです!
本日は、MentaRest所属のカウンセラーが執筆したコラムをご紹介します。
特に、仕事も私生活も大切にしたい皆様に向けてワークライフマネジメント実現のコツについてご紹介致します!

そもそも「MentaRest」とは何か?に関しては代表の飯野が投稿した下記記事を是非ご覧ください!


■Z世代に多い燃え尽き症候群

燃え尽き症候群(バーンアウト)とは、それまで意欲を持ってひとつのことに没頭していた人が、あたかも燃え尽きたかのように意欲を失い、社会に適応できなくなる状態をいいます。

精神疾患ではないものの、2022年にWHO(世界保健機構)がICD-11(国際疾病分類)に燃え尽き症候群をメンタルヘルスに影響を及ぼす要因として盛り込んだことは記憶に新しいです。

とくにZ世代、新卒で入社して3〜4年目にあたる世代の人たちの燃え尽き症候群が多いことも近年注目されています。本記事では、Z世代の燃え尽き症候群に着目しその特徴や原因、有効な対処策を取り上げています。自分にもあてはまる点が多いなと感じる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考:ログミー「20代に増えている燃え尽き症候群(バーンアウト)」


■Z世代とは何か

誰でも、ゆとり世代のように世代を切り分けて、その特徴を説明する言葉を耳にした経験はあるのではないでしょうか。最近では「Z世代」という言葉を聞く機会も多くなってきました。

Z世代は主に1996年〜2010年生まれの、11歳〜25歳のスマホやSNSに幼少期から慣れ親しんでいるソーシャルネイティブの人たちを指します。自分らしさや効率性を重視しオープンでフラットなコミュニケーションを好む一方で、人からどう見られるかをとても気にするのが特徴です。

参考:ディーズジャーナル「Z世代の特徴は?働き方や仕事観についてわかりやすく解説」


■燃え尽き症候群の症状

燃え尽き症候群は病気ではないものの、うつ病や適応障害の要因の1つとなり得る放置はできない状態といえます。

体の病気に発熱や喉の痛みで気づくように、心の状態も思いあたる症状で気づけるようになっておくことで、早期の段階から適切に対処することが可能です。

では早速、燃え尽き症候群の3つの特徴をみていきましょう。


精神的に消耗感をおぼえる

Z世代は自分の個性や多様性を追求する一方で、自分が人からどう見られるかをとても気にする特徴を持ちます。そのため、仕事上の上司や同僚、顧客からの評価には敏感です。

「できる人」として周囲から認められたいと強く思い、プレッシャーを感じ精神的に消耗してしまう人は少なくありません。精神的な消耗が長期化すると朝起きられなくなったり、人付き合いが面倒になったり、仕事上のミスが増えたりといった症状が起きることも。


消耗を防ぐため自己防衛的になる

精神的な消耗感が長期化すると、うつ病や適応障害などの精神疾患を発症する危険が高まります。そのため、人間の心はこれ以上の精神的な消耗を防ぐため、防衛的な態度をとることがあります。

仕事から逃げ出して現実逃避したい気持ちになったり、こんなにがんばって何か意味あるんだろうかと皮肉な気持ちが湧いてきたりすることがあれば要注意サインです。


仕事に対する達成感の低下

精神的な消耗感や自己防衛が続くことにより、仕事に意欲的に取り組めなくなり、パフォーマンスが下がります。周囲からも評価も下がるため、ますます仕事に嫌気がさし仕事に向き合えなくなるという悪循環が生じやすくなります。

上記の症状は燃え尽き症候群の仕事に対する達成感の低下といいます。この段階まで至ると、流石に自分でもちょっとおかしいな、何かしらの対処をしなければと思うかもしれません。


■燃え尽き症候群に陥る原因

燃え尽き症候群に陥る原因はwithコロナによる孤独感、仕事の目標設定の難しさ、できる人として振る舞い続けなければならないプレッシャーの3つが考えられます。

下記のような悩みを抱えており、コロナ禍のテレワークの影響で身近にすぐに相談できる人がおらず孤独感が強まるとき、燃え尽き症候群を発症する確率が高まります。


withコロナによる孤独感

会社を辞めたいなと思っていたり、転職を迷っていたりするとき、会社の上司から「ここで通用しなかったらどこへ行っても同じ」という台詞を聞くことがありますが、これは間違いです。

職場の環境や仕事内容、人間関係にはどうしても相性があるものです。合わなかったら離れるという選択をとるのも間違いではありません。

落ち着いて考えれば理解できるものの、コロナ禍で気軽に人に相談できない環境の中では孤独に負け、上司の言うことを鵜呑みにしてしまうことがあるかもしれません。


仕事の目標設定の難しさ

学生であればサークル活動や勉強、バイトなどの活動における目標設定は「夏の大会でベスト3に入る」など明確です。しかし、社会に出てからは、短期的で明確な目標ではなく、長期的で抽象的な目標を背負わなければならなくなることが多くあります。

自分の仕事の目標設定がうまくできないと、ただがむしゃらにがんばり、時間や体力を犠牲にしがちです。その結果、疲弊して燃え尽きる可能性が高まります。


できる人で居続けねばならないプレッシャー

仕事内容により常にノルマに晒され、結果を出し続けることを求められる場合があります。結果がでないと上司から叱責され、常に同僚との間で競争させられるような環境に居続けることはかなりのプレッシャーです。

プレゼンや会議なども同様に、人からどのように評価されるかというプレッシャーはつきまといます。


■バーンアウトを未然予防し成長のきっかけに

燃え尽き症候群になることは決して悪いことではありません。燃え尽きるほどこれまで仕事に責任感や使命感を燃やしてきた証拠といえます。

むしろ、これまでがむしゃらに仕事に邁進していた状態から一旦、立ち止まり、自分を見つめ直し度量や技量を広げる機会にもなるものです。

それでは、一体どのようにすれば燃え尽きを成長のきっかけに変えられるでしょう。ヒントを以下に3つ取り上げます。


疲弊の原因を書き出してみる

仕事上で、今まさにあなたを疲弊させているものは何でしょうか。がんばっているわりに評価されないことなのか、人や社会に役立っている実感を得にくいからなのか、思いつくまま疲弊の原因を書き出してみましょう。


自分が何に価値を置くかを考える

仕事から得られるやりがい(報酬)は、自分がすごいと周りから認められること、人や社会に役立っている実感が得られることなどさまざまです。現状の仕事で得られるやりがいと、自分が本当に求めるやりがいの間に矛盾があると疲弊は生じやすくなります。

がんばっているわりに評価されないのが不満であれば、仕事において上司や社会に貢献し、認められることを大切にしているのかもしれません。

参考:note「モチベーションの源泉を考える」


自分が求めるやりがいを得られるよう対策する

そもそも仕事に時間を割きすぎ、価値を置きすぎなことが疲弊の原因であることもあります。その場合は仕事に限らず、何が自分の生きがいなのか、もう少し大枠で見つめ直す時間を作ってみましょう。

Z世代は特に、仕事の社会への貢献感を大切にする傾向があるといわれています。矛盾の解消のためには顧客の声を可視化するといった対策が考えられるかもしれません。対策のアイディアは多ければ多いほど良いでしょう。


■MentaRestを活用することで新たなアイデアが得られるかも

燃え尽きを成長のきっかけにする方法はわかったものの、そんなにすぐに答えがみつかったら悩んでないよと思う人がいるかもしれません。また、もし今後燃え尽き症候群となった場合に自分ひとりで対応できる自信がないという人もいるかも。

そんな時に役立つのがカウンセリングです。カウンセリングは、対話を通じて自分を見つめ直し現状との矛盾点を探ったり、第三者的な視点から新たなアイデアを得るのに役立ちます。

悩みを1人で抱え込まないことが大切です。もし今後困ることがあれば、カウンセラーに頼ることも対策方法の1つとして活用してみてくださいね。


■MentaRestを活用してみませんか?

誰でも仕事やプライベートに関する悩みの相談だけでなく、パフォーマンス向上やモチベーション維持のための思考整理、自己理解を深めるためのきっかけとして活用いただけます。

「こんなことを話しても良いのだろうか?」と迷っていた方々も、利用後は「思考の整理が出来てスッキリした!」「悩みを言葉にする中で解決策が見つかった!」といった感想や非常に高い評価を頂いております。

皆様の所属される企業では既にMentarestが導入されており、こちらの記事を読んでいる方はMentaRestを無料でご利用いただけます。

MentaRestで話した内容は、対応カウンセラー以外(所属企業含む)には一切開示される事はありません。安心してご利用ください。

詳しいMentaRestサービスの情報は代表の飯野が執筆した以下をご覧ください!

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