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過集中を防ぐためのタイマーを身に着ける。自分のエネルギーを上手に使う。

ADHD特性を持っていると、集中モードに入ると、他のことは一切手につかなくなる。ADHDは集中力がないのではなく、集中力をコントロールするブレーキがないのだ。

常に、その勢いで仕事ができればいいのだが、悲しいことにエネルギーは有限なので、いきなりバタッと集中力が切れる。気づくと一日分のエネルギーを使い切ってしまう。夜になって、いきなりスイッチが入って仕事を始めてしまい、次の日のエネルギーが切れてしまうこともある。

一時期は、無限のエネルギーがあると思い込んでいたが、実はエネルギーは有限なのだと気づきだした。この本でwillpowerについて知ったのも大きい。

んで、過集中をどのようにコントロールするかは、ADHDが仕事で安定した成果を出すカギだ。

過集中を防ぐポモドーロ

ADHDの仕事術で、もっとも効果的なのがポモドーロテクニックを使うこと。25分集中して、5分休むを繰り返すこと。

私が思うに、25分という刻みには、それほど意味がなくて、私の場合は1刻み45分くらいが適当と思うこともある。大事なのは、時間で区切って強制的に休みを入れるということ。

ADHDは心身の疲れを自覚することなく集中してしまうので、強制的に休みをとらせることが大事だ。そこで、役立つのが「タイマー」だ。仕事をする時には、必ず時間を測り、ある一定時間で「これ以上は危ないよ。一回休みましょう」と自分に知らせる必要がある。

toggleで時間を計測していても集中してしまうと、何時間でもやってしまうので、やはりタイマーがよい。スマホのポモドーロ系のアプリもよいのだが、けっこうバッテリー消費が激しい。いまは、スマートウォッチを使うようになった。

詳しくは、この本に書いたけど。なんでもかんでも、タイマーをつけながら行うことで、過集中を防げる。私は、xiaomiのmiband4をつけている。

今、私が感じている適度な時間は、45分集中、7~8分の休みを繰り返すこと。25分だとちょっと短い気がしていて、アイドルタイムを考えると、35分~45分が適度かなと。

ちなみに休み時間は、掃除をしたり、ちょっと体を動かすことに充てるのがベスト。思考系に時間を使ったら、ちょっと作業系を挟む。インプット系に時間を使ったら、アウトプット系を挟む。メールを打ったり、SNSを見たりするのは、時間を使いすぎるので注意が必要。

時間をことごとく計測していくと、自分の時間の使い方に自覚的になれるので、おすすめ。Toggleというツールを使えば、まさに1分ごとに時間を計測することも可能になる。

集中力のコントロールが身についてくれば、安定して成果を上げられるようになるだろう。

(時々、あえて過集中モードを解禁し、フルのエネルギーでライティングすることもある。これは締め切り間近の時とか、一気に仕上げちゃいたい時に役立つ。ターボモードだ。ただ、その後は、すっかりオフになるから、わかったうえで自分のエネルギーを使うこと。)

(追記)今はminband5が発売されている。miband4と、それほど大きく機能も値段も変わらない。

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq