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発達障害の凸凹を活かす!強み診断ツール「VIA-IS」で分かる自分の特性。

これまでの心理学は、障害や病気に焦点を合わせたもので、一般人や健康な人が、より幸福になるためのアイデアを提供してこなかった。そのことに気づいたセリグマンは「ポジティブ心理学」という新しい分野の学問を創始する。人の「弱み」ではなく「強み」に焦点を当てて、よりいっそう人生の幸福度を増やそうという試みだ。

このポジティブ心理学の裏付けがある「強み」発見テスト。自己分析ツールがある。英語版だが、言語の選択で日本語にして質問に回答することができる。以下の24の項目の中から、上位5つが抽出され、自分の「強み」を理解することができる仕組みだ。

Appreciation of Beauty & Excellence(審美眼)Bravery(勇敢さ)Creativity(創造性)Curiosity(好奇心)Fairness(公平さ)Forgiveness(寛容さ)
Gratitude(感謝)Honesty(誠実さ)Hope(希望)Humility(慎み深さ)
Humor(ユーモア)Judgment(柔軟性)Kindness(親切心)Leadership(リーダーシップ)Love(愛情)Love of Learning(向学心)Perseverance(大局観)Perspective(忍耐力)Prudence(思慮深さ)Self-Regulation(自己調整)Social Intelligence(社会的知能)Spirituality(スピリチュアリティ)Teamwork(チームワーク)Zest(熱意)

大切なのは、理解した自分の「強み」を仕事で活用することによって、人生の幸福度を上げていくこと。単に自分がどういう人なのかを知るにとどまらず、活用して初めて意味があるのがポジティブ心理学なのだ。

上位5つの強み

シンプルな質問に答えていくだけなので、どこまで正確なものになるかは分からないが、上位5つの項目が自分の「強み」になる。この「強み」が活かされるような仕事についていると幸福度が上がるだろう。また、今の仕事の中でも、これらの「強み」を活かすなら、より幸福度が上がる。

私の「強み」は、以下の5つの項目だった。印象としては、仕事上で何ができるか、得意か、というレベルの「強み」ではなく、もっと深い根源的な部分での「強み」を明らかにするものだった。「強み」というより「価値観」という感じかな。

1:Creativity(創造性)
2:Love of Learning(向学心)
3:Kindness(親切心)
4:Love(愛情)
5:Spirituality(スピリチュアリティ)

これらの「強み」の活用の仕方に関しては、以下の本に詳しい。私も、この本の中で頻繁に言及されているので、『VIA-IS』を受けたのだ。なかなかのボリュームがある一冊だ。この本を読みつつ、自己分析テストを受けてみて、自分の「強み」を発見してほしい。

発達障害の凸凹を「強み」に

発達障害は、長所と短所が人並み以上に凸凹しているということだ。社会の中では「弱み」が際立って見えることも少なくない。しかし、同時にそれは、際立った「強み」があるということでもある。

自分の「強み」を見つけ、それを活かす方法を考えるのは、このNOTEの主なテーマとも関係している。これからも「強み」に関しては考察していきたいと思っている。

参考:発達障害の凸凹が「強み」になる。自分の「決め球」を見つけよう。

参考:「強み」を伸ばすか「弱み」を克服するか。発達障害の長所短所を考える。

参考:発達障害に「エール」を。その「強み」を見つける方法を考える。

参考:他の人から評価される「真の強み」を活かす仕事術

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq