CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる
印象に残った部分
相手の属性を知っておくことは重要だ。その属性により、自分に対してどんな先入観をもっていそうか、どんな反応をしそうかを前もって予測しておくのである。
話のうまい人、売り込みのうまい人は皆、同じ能力をもっている。聞き手が自分の話に興味を失ったことを察知する能力だ。話をしながら「聞いていないな」と思えば、すぐに軌道修正ができる。
はじめは対象者を遠くから観察する。見るのは服装等の外見、ちょっとした仕草、顔の表情、話すときの身振り手振りなどだ。どういう人と話をしたがるのかも重要な手がかりである。本人と言葉を交わす前に、観察によってできるだけ多くの情報を得ておく。
感想
1.顧客が真に求めていることを探り出す
2.自分を昇進させる
3.サプライチェーンに存在する問題をトラブルが発生する前に察知する
4.産業スパイに会社の重大な情報を盗まれるのを防ぐ
5.苦しい状況のときに社員の士気を高める
6.信用できる人できない人を見極める
7.自分の成功の助けになりそうな人を見つけ出す
8.危機的状況に対処する
などなど情報が盛り沢山で、実際のCIA諜報員が駆使する知識やテクニックがふんだんに盛り込まれています。
ウソをつくべき時、ミスをした時の立ち回り方。自分の任務を確実に遂行するための交渉術、人間観察術など幅広い分野の知識を応用して彼らはミッションを遂行していることがわかった。交渉術や人間観察術、人脈構築術
ビジネス云々は抜きにして単純にCIAに興味がある、CIA諜報員はどんな考えで任務を全うしているかなどを知るにもうってつけの本だと思います。
CIAの技術を実際にビジネスに応用したい、CIAで働く人の知識や考え方を吸収したいという方は楽しめること間違いなしです(^▽^)/
キーワード
人間観察テクニック
スパイから身を守るコツ
情報セキュリティ
採用テクニック
人事戦略
倫理規定
危機管理術
人脈構築術
コンプライアンス対策
こんな方におすすめ
CIA諜報員の技術に興味がある
ビジネスに応用できる知識、スキルを学びたい
交渉術、人間観察術、危機管理術などを身に着けたい
一風変わった本場のスキルを学んでみたい
ビジネス本でたくさん勉強している最中
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