マガジンのカバー画像

メンタルパートナー

179
私の使命である「メンタルパートナー」の基本概念に関する投稿を集約しています。
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

「手を挙げて名乗って」



7月15日の毎日新聞朝刊にパラ陸上の中西麻耶選手への取材記事が掲載されていた。彼女の言葉に覚悟を感じ、私も共感したので、一言書いておこうと思う。
 
競技を続けていく上で批判を受け、挫折し、心を病んだこともある彼女は「(批判的な)意見も飲み込んで前に進んで行こうと思う」と語り、更に「意見を出し合うのは、基本的に良いこと。」と言い切っている。
 
彼女はあらゆる意見の矢面に立っている。現状、SN

もっとみる

「男らしさからの解放」



最近、男子学生から就職活動で身なりや仕事に対する姿勢などに「男らしさ」を求められることに困惑する声を聞く機会が増えた。と、近畿大学の奥田祥子教授が新聞のコラムに書いていた。
 
ジェンダーに関しては、女性への言動や仕事の環境が問題とされがちだが、確かに男性に対しても同じようなことが言えると思う。かくいう私もかなり風変わりな道を歩いてきたクチだ。
 
だからこそ生きやすい社会とは?と考える。それ

もっとみる

「ほめて育てる?厳しく育てる?」

暗く分厚い雲が晴れると、沸き立つ雲と輝く青い空、高校野球の季節です。元高校球児の私には心が踊る季節です。
 
たいがいの野球部には、部長や監督と呼ばれる指導者がいますが、そのイメージも私が子どもの頃とはかなり変わりました。
 
半世紀ほど前は、指導者といえば厳しく接する人が多かったですが、それほど高圧的に接する人は減ったというのが実情だと推察します。
 
これに関連して話題になるのが、子どもをほめ

もっとみる
「あなたが喜ばれない理由」

「あなたが喜ばれない理由」

家事を手伝っているのに喜ばれない。
 
それはあなたが手伝っているからです。あなたがメインでなく、サブであるという立場にいる限り無理なのです。
 
その証拠にあなたは尋ねるでしょう。「これどうやったらいい?」家事を合理的に進めるための工夫も出てきません。
 
それを感じるからパートナーは不機嫌になり、それが伝わるからあなたも戸惑います。手伝ってるのになんでやねん?
 
主体的な取り組みなしに工夫は

もっとみる