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探偵というあり方 ― 自分の理想像を掘り下げる

自分自身の理想像を掘り下げることの、一つの実例をお見せします。

私の憧れが、私の人生の理想像とつながっていました。


メンタリスト 彩 -sai-(@psychicsorcerer)です。

今回は、小さな頃から自分にとっての理想像としてきたあり方について掘り下げてみたいと思います。

それは、探偵についてです。


昔から、探偵というあり方が気になってきた。

といっても、現実に職業としてある探偵とは少し違う。 

正確には、ミステリに登場する「名探偵」のあり方だ。


こちらの記事でも書いたが、私が読書をすることになったきっかけはミステリを読み始めたことだった。

私にとってのミステリの魅力は、名探偵の魅力によるものが非常に大きい(大きかった)。

私が幼少期に、最初に出会ったのが、江戸川乱歩の作品で活躍する明智小五郎

そしてその次に、すぐさま出会うことになったのが、世界的に名探偵といえば誰もが思い浮かべるだろうシャーロック・ホームズ

この2人は名探偵ということを越えて、何かヒーローめいた部分がある。

いや……

ミステリで活躍する名探偵は全て、私にとってヒーローなのだ。


名探偵というヒーローは、他のファンタジー等の作品と違い、多くの場合に現実的な場面で魅力を発する。

そして、各々が、その名探偵の個性に応じた知力のすごさを持ち、それを使い謎を解決する。

私が憧れたのは、現実的で知を限りなく発することで、世の謎を解く名探偵の姿だったのだと思う。

ミステリというと殺人事件が思い浮かぶかもしれないが、私の場合はもっと日常的な奇妙な出来事を解決する作品が好みで。

その辺りも「現実的」という要素に関わるだろうし、等身大の憧れに近づくからだと自己分析している


こうやって見てくると、自分のその後の人生の道筋は、この憧れの中に詰まっていると思う。

この憧れから今のような人生の道筋に進んだのか

反対に、そもそも、このような人生を歩む気質があったから上のような姿に憧れたのか。

それはわからない。

しかし、この憧れと私の人生が強く対応し合っていることは確かだ。

私が名探偵に憧れた時期には「メンタリスト」などというものはなかったが、今のこの活動の原点はここにあると見ている。


名探偵が単なる知識人のような姿ではないところが、私のこの憧れのポイントなのだと思う。

名探偵の姿は、知がもっと対外的で、行動や能力ともつながっている。

もちろん個々の名探偵について、私自身も好みがあるので、その憧れの力点の差が出てくる。

上で書いた明智小五郎、シャーロック・ホームズは特にその中でも憧れの元型となっている。

(シャーロック・ホームズについては以下でも詳しく書いてます。)


とまあ、ここからさらに掘り下げて、より自分に引き寄せたことも考えているのですが、個人的になりすぎるので省略します(笑)

(まあ、今後の記事でまた、細かく小出しにするかもしれませんが。)

きっと皆さんも、子供の頃の憧れを掘り下げることで、自らの人生の現時点やこれからを再確認することができると思います。

昔憧れたものを思い返してみて、そのどの部分に惹かれていたのかをじっくり思い起こすと、何かが見えてくることがあるはずです。

(私の場合は読書経験、さらには小説の憧れの姿でしたが、TVでも絵本でも、実際の人物でも何でも大丈夫です。)

参考にしてみてください!


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