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笑顔の効果とは?つらいときの表情の心理学とスポーツへの応用 😢→😊

1. 鏡の登場で変わった自己認識:江戸時代以前から現代まで 🎭

  • 江戸時代以前は、多くの人が自分の顔をよく知らなかった 😅

    • 鏡は権力の象徴であり、庶民が持てるようになったのは江戸時代以降

  • 記憶や経験、家族構成、好きなもの、周りの反応から「自分」を捉えていた 🤔

    • 自分を取り巻くものや評価から複合的に構成されるイメージ

  • 鏡の普及により、「顔」が自分の象徴になった 😮

    • 抽象的な「自分」から、具体的なビジュアルに象徴されるようになった

2. 鏡像自己認知の3段階:人間の発達過程における変化 👶→👦

  1. 生後6〜12カ月:鏡の中に映る自分を遊び相手の他者として認識 👶

    • 声をあげたり、キスしたりする

  2. 生後14〜20カ月:鏡に対して尻込みをしたり、泣き出したりと鏡を避ける反応 😨

  3. 生後21〜24カ月:鏡に映る自分の姿を認識し、はにかんだりおどけた顔をしたりする 😊

    • 自己指向性反応と呼ばれる

  • 人間は鏡に映る自分の姿に「恥ずかしさ」を感じるようになる 😳

    • 社会的基準や世間の目といった概念から生じる

  • 他者から見える自分の姿を認識すると、「他者の目線」を作り出し、自分を評価する 👀

    • これにより「恥」が生まれる

    • 人間独特の複雑な感情である

3. 自分の中の「他者の目線」に縛られる現代社会 🎭

  • 個人主義のように見えて、実は社会に縛られている 🌍

    • リアルな社会というよりは、自分の中で作り出した他者目線や自己イメージに縛られている

  • 他者の目線から自分の顔を評価し、理想の自己イメージと現実とのギャップに悩む 😞

    • インターネットやSNSの浸透により、この傾向はますます強くなっている

4. 自分から見える「顔」とまわりが見ている「顔」の違い:自己評価とギャップ 🎭

  • 人間は自分に対するポジティブなバイアス(偏り)があり、もともとの自己評価が高い 😊

    • 美化した自己イメージを持っているからこそ、窓や写真に写った自分とのギャップにショックを受ける 😲

  • 自己評価が低いと自己否定も強くなるため、ある程度の自己評価は必要 🙏

  • まわりの人と自分が見ている「顔」の最大の違いは「表情」 😊😠😢

    • 他者と接するときは、相手の自然かつダイナミックな表情から"その人らしさ"を感じる

    • 一人で鏡を見るときは、特に表情がない素の顔が多い 😐

  • 他者と接しているときのような表情の変化がないため、まわりの人が感じる自分の"らしさ"がつかめない 🤨

    • 静的な自己イメージは持っているが、動的な自己イメージは意外と自分ではつかめていない

5. つらいときの笑顔は逆効果:表情と感情の関係 😢→😊

  • 楽しいときは笑顔をたくさんつくるほうが幸福度も上がる 😄

  • あまりにもつらい状況で無理やり笑顔をつくっても、脳が誤解することはなく、ただの筋肉運動になる 💪

    • 「まぁいっか」と思える状態での笑顔はありかもしれないが、嘘くさい笑顔は効果がない

  • 他者に対する影響はある 😊→😊

    • 相手が落ち込んでいるときに笑顔を見せることで、相手もつられて「大丈夫かもしれない」と思えるようになる

  • 他者の表情を無意識に模倣し、その表情に応じた感情が自分の中で生まれる「情動伝染」 😄→😄

    • ポジティブな情動伝染は親しい関係性の中で起こりやすい

  • 親しい人とのコミュニケーションで笑顔をつくることで、ポジティブなフィードバックのループが起きる 😊→😊

スポーツ心理学的分析:自己イメージとパフォーマンスの関係 🧠🏀

スポーツ心理学において、自己イメージとパフォーマンスの関係は重要なテーマです。選手が自分の能力を過小評価していると、本来の力を発揮できません。一方、過大評価しすぎても、現実とのギャップに悩むことになります。

適度な自信と、他者からのフィードバックを受け入れる柔軟性が重要だと考えられます。コーチやチームメイトとのコミュニケーションを通じて、自分の強みと弱みを客観的に理解することが、パフォーマンス向上につながるでしょう。

また、試合前の表情やボディランゲージが、チームメイトにも影響を与えることがあります。ポジティブな表情やジェスチャーは、チーム全体の士気を高め、パフォーマンスを向上させる可能性があります。

選手自身が自分の表情や振る舞いを意識し、適切にコントロールすることも大切です。メンタルトレーニングの一環として、表情のセルフコントロールを練習することで、プレッシャーの高い場面でも適切な表情を保ち、自信を持ってプレーに臨むことができるようになるでしょう。😄🌟

笠原彰プロフィール:

作新学院大学メンタルトレーニング教授
とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員 https://tis.or.jp/contact/
プロメンタルコーチ
自己肯定感養成プロコーチ
ライフバランスアーティスト
健康運動指導士
メンタルヘルスファーストエイダー
メンタルヘルス運動指導員

アスリート、コーチ、指導者、ビジネスマン、音楽家など、人生をより豊かにしたい全ての方の挑戦をサポートします。
専門的な知識を習得したプロメンタルコーチとメンタルアスリートを養成しています。完全個別指導でプロメンタルコーチとアスリートを養成します。

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