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内気な子どもの隠れた強み:内向型の可能性に注目!

はじめに

恥ずかしがり屋で人見知りする子どもを見ると、「この子は大丈夫だろうか?」と心配になることがあります。一方で、積極的で明るい外向的な子どもは、大人になってもうまくいきやすいと思われがちです。しかし、内気な子ども(内向型)には、実は隠れた強みがあるのです。🤫✨

内向型の子どもの特徴

  1. 脳の前頭前野が発達している 🧠

    • 内向型の子どもは、外向型の子どもと比べて、脳の前頭前野が発達しています。

    • 前頭前野は、深い思考や内省、行動抑制、社会的な感情の処理などを司る部位です。

  2. 深く考え、一人でいるだけで元気を回復できる 🤔💪

    • 内向型の子どもは、一人の時間を大切にし、自分の内面と向き合うことで、エネルギーを回復させることができます。

    • 深く考えることを好み、物事を多角的に捉えることができます。

  3. 孤独に強く、長時間の思考にも取り組める 🙌

    • 内向型の子どもは、孤独に耐える力が強く、一人でも集中して長時間考えることができます。

    • この特性は、大人になってから、研究者やクリエイターなどの分野で活かされる可能性があります。

内向型の子どもは、うまく成長すると、大人になってから成功しやすいことがわかっています。😊

写真を見るだけで「内向的」か「外向的」かがわかる?

写真のどこを見るかで、その人が「内向型」か「外向型」かがわかるという研究結果があります。

  • 少女や動物の顔を中心に見ていた人 → 外向性が高い 👀

    • 外向的な人は、人の顔に興味を示し、脳が大きく反応します。

    • 人付き合いが好きで、社交的な傾向があります。

  • 顔だけでなく景色も見ていた人 → 内向性が高い 🌄

    • 内向的な人は、人の顔よりも、周りの環境に興味を示し、脳が大きく反応します。

    • 人付き合いよりも、自分の内面や興味のあることに注意を向ける傾向があります。

外向的な子どもは人付き合いが盛んですが、内向型の子どもは人以外のことに注意を向けて思考を深める傾向があります。🤔

一流の人ほど意外と目立たない?

外向的な子どもは目立つため、「外向的な子=よい子」というイメージがあるかもしれません。しかし、世界的に有名な卓越した成果を上げている人たちの多くは、幼少期には凡庸で際立った才能は見られなかったという調査結果があります。😮

教育心理学者ベンジャミン・ブルームが行った調査では、ピアニスト、彫刻家、オリンピック選手、テニスプレーヤー、数学者など、120名の幼少期をリサーチした結果、そのほとんどが特に際立った才能は見られなかったそうです。

イーロン・マスクも怖がりだった!?

テスラやスペースXのCEOであるイーロン・マスクも、典型的な内向型だったそうです。幼少期は周りの子どもにいじめられ、一人で本ばかり読んでいたとのこと。😢📚

  • 口数が少なく、おとなしい子どもだったイーロンは、空想の世界に入ることが多かったそうです。

  • 当時の経験が、今の革新的なサービス開発にもつながっているのかもしれません。💡

イーロンに限らず、J.K.ローリング、スティーブ・ジョブズ、エド・シーラン、エイブラハム・リンカーン、スティーブン・スピルバーグ、アインシュタインなど、世界の偉人とも言われる多くの成功者は、子どもの頃に内向的な性格だったことが知られています。

  • 一人で深く思考を重ねるのが好きだったため、いじめの対象になることも少なくありませんでした。

  • しかし、彼らは内向性を活かし、深い思考と人に群れない独自性を武器に、自分を大きく成長させ、世の中で活躍することができたのです。

内向型と外向型では話し方が違う

内向型の人は、自分の好きな話題になると、専門用語を使って流暢に語る傾向があります。😄🗣️ これは、内向型の脳の特徴が関係しているようです。

内向型は外向型の脳よりも、前頭前野の3分の1を占める上前頭回/中前頭回と右頭頂接合部が発達しているため、深い思考や内省、行動抑制、社会的な感情の処理などを司る能力が優れています。

  • 内向型が突出した「オタク」のような人は、普段はおとなしいですが、自分の好きなフィギュアやアイドル、鉄道の話になると、専門用語をフルに使って流暢に語ります。

  • 内向型はそうした能力をうまく使えると、大人になって十分に成功できる可能性を秘めているのです。

おとなしい人は本当に暗いのか?

内向型だからといって、決して暗い性格になる訳ではありません。😊 暗い性格は、「神経症傾向」というマイナスにフォーカスしてしまう性格が関係しているのです。

  • 世界の性格リサーチからも、暗い性格は内向型ではなく、「神経症傾向」が関係していることがわかっています。

  • 神経症傾向が低ければ、内向型でも幸せになれます。😄

幸せな内向型で有名なのは、現在メジャーリーグで大活躍の大谷翔平選手でしょう。

  • 高校1年生のときから「マンダラチャート」と呼ばれる目標達成シートを作成していたという話は有名です。

  • シートの中には「雰囲気に流されない」「あいさつ」「ゴミ拾い」など、一見、野球とは関係なさそうな目標も事細かに書き込まれていたそうです。

  • ここまで細かい心の習慣を書くことができるのは、人がどういったときに心が動き、自分のパフォーマンスにつながるのかを分析できる典型的な内向型の才能があったと考えられます。

神経症傾向を減らすためには、まずは自分の性格タイプを理解することが大切です。

スポーツ心理学的分析

内向型の選手は、自分の内面と向き合い、深く考えることができます。🤔 これは、パフォーマンスを向上させるために重要な要素です。

  1. 目標達成シートを作成し、細かい心の習慣を書き込む 📝

    • 内向型の選手は、自分の目標や心の習慣を細かく分析し、書き出すことが得意です。

    • これにより、自分の強みや弱点を理解し、パフォーマンスを向上させるための具体的な行動を明確にすることができます。

  2. 人がどういったときに心が動き、自分のパフォーマンスにつながるのかを分析する 🧐

    • 内向型の選手は、人の心の動きと自分のパフォーマンスの関係性を深く分析することができます。

    • これにより、試合や練習での自分の心理状態をコントロールし、ベストなパフォーマンスを発揮することができます。

内向型の選手は、自分の性格タイプを理解し、神経症傾向を減らすことで、最高のパフォーマンスを発揮できるでしょう。💪✨

コーチングの際には、内向型の選手の特性を理解し、以下のようなアプローチをすることが効果的です。

  1. 選手の内面に寄り添い、じっくりと話を聞く 👂

  2. 選手自身で目標や課題を見つけ、解決策を考えるよう促す 🤔💡

  3. 選手が一人で集中できる環境を整える 🙏🏼

  4. 選手の小さな成長や変化を見逃さず、褒めて認める 👏

内向型の選手一人一人に合ったメンタルトレーニングを行うことで、選手の可能性を最大限に引き出すことができるでしょう。😊✨

笠原彰プロフィール:

作新学院大学メンタルトレーニング教授
とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員 https://tis.or.jp/contact/
プロメンタルコーチ
自己肯定感養成プロコーチ
ライフバランスアーティスト
健康運動指導士
メンタルヘルスファーストエイダー
メンタルヘルス運動指導員

アスリート、コーチ、指導者、ビジネスマン、音楽家など、人生をより豊かにしたい全ての方の挑戦をサポートします。
専門的な知識を習得したプロメンタルコーチとメンタルアスリートを養成しています。完全個別指導でプロメンタルコーチとアスリートを養成します。

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