一生お酒を止められないと思っている人へ

『大丈夫、思っているより簡単にお酒は止められます』というお話しです。

アルコール依存性は否認の病と呼ばれています。

私もアルコール依存性末期の連続飲酒状態の時ですら、アルコール依存性であることを否認していました。

理由は何故か。

世間体が悪いから、仕事はどうなるのか、奥さん、家族との関係は、飲み友達とは?

そんなことは二の次の理由で、理由はシンプル。『アルコール依存性と認めたら、一生お酒を飲めなくなるから』です。

人生=酒、酒の一滴は血の一滴、唯一の友達とさえ思っていたお酒。

全ての不安を解消し、目の前の嫌なことを忘れさせてくれるお酒。

餃子、焼肉、バーベキュー、花火、海、様々なシチュエーションと料理に合うお酒。

自分の人生からお酒を引いたら何が残るんだと真剣に思っていました。

だから、アルコール依存性だと認める訳には行かなかったのです。

ただ、断酒3年目で分かるのは、同じ断酒者と関わりを持ちながら、断酒する決意さえ持てば、案外簡単にお酒は止められるということです。

そして、お酒を止めても、それ以上の素晴らしい人生が待っているということです。

だから、『一生お酒を止められないから』という理由で、アルコール依存性を否認しているのであれば、さっと認めて、断酒した方が楽かもしれません。

連続飲酒して吐きながら毎日飲んでいるよりは、断酒した方が楽だと思いませんか?

※アルコール・断酒※


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