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深夜23時を過ぎてからの地鶏と映画

街灯のない田舎にポツンと佇んでいる家から漏れる小さくそれでいて力強い光のように、暗い部屋の中で主張し続けるスマホの光を浴びながらベッドの上で書いた記事です。

投稿したのが20:42分。

その後いつものようにTwitterに共有して、再び暗い世界へと戻りました。

これが昨日の出来事なのかと思うと少し怖くもあるのですが、昨日の自分は変な夢を見ているかのようでした。

その後もしばらくベッドの上に寝っ転がっていたんですけど、気づけば22時を回っておりこのまま果てしない闇の中へと潜ってしまおうかと思ったのも束の間。次はコンタクトが主張し始めました。

「早く取り外したほうが身のためだぞ」と言わんばかりに暴れ始めたので、目薬を差して落ち着かせたところしばらくしたら再び暴れ出しました。

そこでようやく重かった体を起こします。約4時間近くも起こせなかった体を起こすきっかけをくれたコンタクトには感謝です。そのお礼として泡風呂の中へとご案内しておきました。

4時間ぶりに動いたからでしょうか。不意にお腹が空き始めました。時刻は23時を回っていたような気がしますがさすがに何か作るのは面倒くさく、かといって出前を頼めるような身分ではないと思い諦めました。

「どうしようかな。もう寝ようかな。」なんて考えていたら、頭の中で「!」というマークが出てきました。それも2つ。

それが救世主の地鶏です。

冷凍していたやつがあることに気づきすぐさまレンジに入れて加熱します。そしてその間にパソコンを開き、Amazonプライムへと飛び再契約します。

この時間わずか3分。

突っ伏していた4時間はどこにいったんだというくらい軽々しい3分でした。

その後はもう楽園です。

電磁波によって熱を帯びた鶏肉を取り出しパソコンの前まで運ぶ任務を終えると、待ち構えていたパソコンの画面をクリック。

やはりここでも暗い部屋の中で強い光とお肉の匂いが主張し合います。目と耳で映画を楽しみ、舌と鼻で地鶏を楽しむという贅沢なひと時を過ごしました。

映画が終わるころには元気も回復していたので、そのままベッドインして誰にも邪魔されることなく今度こそ深い闇の中へと落ちていきました。

こうして振り返ってみるとやはり昨日はおかしな夢を見ていたのかもしれません。4時間近く寝っ転がり続けた挙句、深夜に地鶏と映画を組み合わせてしまうとははたから見れば奇行です。

自分の奇行を思い返すのは奇妙な感じがするので次はお酒を道連れにして奇行そのものを忘れたいです。

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