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深夜の大学

私、今大学のベンチでこの記事を売っております。
いえ、打っております。

さて、こんな時間に大学のベンチに1人と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。

寂しい人ってのは無しでお願いします。

とか言いながらどういう格好で文字を連ねているのかは秘密にしますが、と言っても変な服装をしてるとかそういうのではなく、どういう装飾品をつけてるかの類いなのかということなんですけど。なぜ秘密にするのか?それは書いたところで面白くないなと思うからです。

ところで、夜っていいですよね。人は歩いてないし、太陽に照らされて出来る影は無くて街灯に照らさてることでしか影になりえなくて、だからこそこの世界に溶け込めるような感じがして。

これが昼間だと人は溢れてるわ、強制的に影が作られてこの世界の振る舞いに順応出来なくて悪目立ちするわで、ヒェッと肩がすくんでしまいます。

それと夜はよく色んな生き物の鳴き声やさえずりが耳に入ってきます。今も聞こえているのですが、その正体は分かりません。ただ、近そうで遠いどこかの木や草むらに身を潜めて生きているんだなと思うと、なんだか自分と同じだなと感じて勝手に救われます。普段から身を潜めていることが多い自分を悪い方に追い込まなくてもいいのではないかと。

それにウシガエルみたいに闇に身を潜めながらびっくりするくらい大きな鳴き声で存在を主張する生き物もいたりして、生き物の在り方は様々なのだなと思わされます。

というわけで、僕はどちらかと言うと夜の方が好きです。

昼間には知能が詰まった人工物が騒がしいくらいに行き交ってますからね。

そうそう、さっきまでカラオケに居たんですよ。オールするつもりで行ったら3時間しか歌えなくて、かといってこのまま帰るのもなんだか面白くないということで道草食ってます。

夏休みも明日で終わり、明後日からは後期の授業が始まるのでその前にカラオケで夏を締めようじゃないかという魂胆です。歌いたかったものは一通り歌い尽くしたので割と満足しました。

どうせ深夜に大学にいるのなら仲のいい人とお酒を飲みながら語ったり、ちょっとしたボール遊びなんかもしてみたかったですね。でも今更大学生活が変わるような変化は期待出来ないので、大学での語り飲みは叶わなかった儚い願望ということにしとこうかと思います。

そしてこれから先出会って仲良くなれる人がいた時に、思い切って深夜の語り飲みを誘えるようなロマンが待っていると思うことにします。

ロマンを信じたいですからね。

と、なんだかんだ書き連ねているうちに空はやんわりと明るさを取り戻し始め、夜明けが近づいてきました。そして、体を撫でる風がひんやりとしているためか鳥肌が立っているのでさすがに帰ろうと思います。

とりあえず、僕は夢の世界で冒険してきます。

どうぞ今日も一日楽しくお過ごし下さい。

ではでは。

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