自然と対話、自分と対話。
明け方、まだ暗い時間に目が覚めてしまい、真っ暗だった空がなんとなく薄らいできたので、今日はこのまま起きて朝陽を浴びたら体内時計を調整できるかなー、とベランダに出てみた。
ついさっきまでまだ空は暗くて、なんとなく明るくなってきた、な程度だったのに、時計の秒針が一秒一秒狂いなく時を刻んでいるように、確実にじりじりと夜は明け、あっという間に空は明るくなった。
写真だと、夜明け(朝陽)なのか夕暮れ(夕陽)なのか区別着かない事が多いけど(どこかでわかるのかなぁ?)、夜明けも、夕暮れも、それぞれなんだか好きだな。
今日も頑張ったね、と褒めてもらえたような気分になったり、大丈夫、大丈夫、と無言で包み込んでくれたり、今日も踏ん張るぞ、と拳を握ったり、自らを奮い立たせてくれたり・・・。
あ、書いてて気づいた。
夜明けは、前向きに自分を自ら奮い立たせるように感じて、夕暮れは、慰めて包み込んでくれる感じだ。
お月様もそうか。
昨日のお月様、凛としてキレイだったな。
夜中にひとり月明かりでぼーっとすると、浄化されるというか、気持ちがリセットされる気になる。
その時悩みや問題があったとしても、月明かりを浴びる事で解決はしないけれど、気持ちが切り替わって、思考も変わる。
追い詰められていたものが、実は自分で追い詰めていたって事に気付き、立ち止まり、冷静になれる。
自分ではどうすることもできない自然相手だからかな。そんな風に自分を取り戻せる事ができるのは。
ま、自然じゃなくても、自分以外はどうすることもできない相手ばかりなんだけどね。