プロジェクトデザイナー00

プロジェクトデザイナーという私の肩書・職種の役割と働き方について考える

2017年からプロジェクトデザイナー( Project Designer )を名乗っています。(言ったもん勝ち。googleで「プロジェクトデザイナー」と検索すると最上位に来るようになりました。)

この「プロジェクトデザイナー」を肩書・職種として名乗っている人は、私以外でも何人かいるようですが、まだまだ希少職種。でも名乗っている人が増えている気はします。数えていないけど。


【はじめに】プロジェクトデザイナーという私の肩書・職種の役割と働き方について考える

まれにプロジェクトデザイナーになりたい!と言う方からも声がけいただきます。その方々向けに、考えていることを整理をしておく意図もあります。

プロジェクトデザイナーという職種を確立させたい。

さて本編。


【特徴】プロジェクトデザイナーは複数の役割を使い分ける。

プロジェクトデザイナーは複数の役割を同時に担う。
または状況に応じて役割を変化させる。
しかもそれぞれの境界線が極めて曖昧。

その1|2つのデザイン領域を同時に扱う役割

1.プロジェクト全体をデザイン(DESIGN / 設計)
→ステークホルダー向け、経営判断の領域

2.プロジェクトが創る景色を描くデザイン(design / 意匠)
→プロジェクトをつくる関係者向け(デザイナーやエンジニア)ユーザーにどう使ってもらえるか?UXの領域も含む

この両方を一気にデザイン(DESIGN & design)する役割

その2|ファシリテーションとプランナーの役割

ファシリテーションのスキル
様々な物事・関係性を整理し、納得させて、推進させる。
さらに沢山の修羅場プロジェクトをくぐり抜けた経験値をベースに生々しいファシリテーションを行う。
つまり座学ベースではない。

プランニングのスキル
アイデア発想力・コンセプト構築力を用いて、足らない部分を保管する。

ファシリテーションとプランニングを両方を同時におこなう。
故に一般的なファシリテーターのように中立的な立場ではない。
状況に応じて介入する。

【図解】DESIGN & design をファシリテーションとプランニングで挟むイメージ

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【思考の流れ】プロジェクトデザイナーの思考、基本の3ステップ

1「なぜ作るのか」を考え「良い問い」を創る
2「何を作るのか」を考え「コンセプト」を創る
3「何を体験させるのか」を考え「未来の景色」を描く

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ステップ1|「なぜ作るのか」を考え「良い問い」を創る

そもそも課題設定が合っているのか?その問いは正しいのか?
議論の中からファシリテーターのスキルとプランニングのスキルで”良い問い”を創っていく。


ステップ2|「何を作るのか」を考え「コンセプト」を創る

プランナー側面が色濃くでる領域。"良い問い"に対してのアイデアを出す。事業の核の部分を考える部分。
私は基本的に1人で行う孤独な専門領域と考えている。
極稀にシンクロ率が高い人もいるので2人で考える場合もある。


ステップ3|「何を体験させるのか」を考え「未来の景色」を描く

私達は何を作るのか?何を目指すのか?”未来”の景色を描く。

ここが「DESIGN & design」領域

消費者が見る、使う景色を描く。(主にプロジェクト推進メンバー向け)
・Adobe XDでのプロトタイプ、LP
・パワーポイントなどでの営業資料
・プレスリリース文
・A4チラシ
・google検索の文章

ビジネスの全体像を俯瞰。(主に経営向け)
・プロジェクトの設計
・ビジネスモデル図解

いきなり、コンセプトワークをしないで、まずはなぜ?作るのか?を考える。この「なぜ作るのか?」を考え「良い問い」を創るのは私の最大の関心テーマの1つでもある。

「良い問い」と「コンセプト」の狭間の思考を意識して整理している。


【図解】思考の流れは言ったり来たり。感覚としては同時に考えている。

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さらに具体的なタスクに分解する

プロジェクトデザインしたものを、絵に描いた餅ではなく、具体的にプロジェクト化にするために必要なタスクに落とす作業や、必要なリソースなどをプロジェクトマネージャーやディレクターと一緒に行います。

プロジェクトファシリテーターとしてのスキルと、実際のプロジェクトに落とし込む、お作法としてのプロジェクトマネジメントのスキルです。


【参考】プロジェクトデザイナーに必要な5つのスキルセット

スキル1|プロジェクトファシリテーション

一般的なファシリテーターのスキル。会議の取り回しや、プロジェクトのファシリテーションの知識や経験。
加えて私が重要と考えている部分は
・ビジネス視点の会話ができる。
・経営側で欲しい物をイメージできる。
・クリエイターと会話ができる。


スキル2|プランニング

・プロジェクトに足りないものを補完する。
・新たな価値を加える。
このプランニングのスキルでファシリテーターではない価値を提供しています。


スキル3|描く力、デザイン能力

・エンドユーザーが使うシーンをイメージする。(UX)
・エンドユーザーが使うプロダクトのモックアップをつくる。(UI)
・合意形成を得るためのビジネスモデルを描く。(図解する)
などのデザイン力
デザイン系アプリを使うスキルも最低限は必要。
私はAdobe XDをよく使います。


スキル4|情報編集 / 抽象化・言語化

もやもやしている、ふわっとしている、滞っている様々な事象を分かりやすくするスキルです。
ファシリテーション×プランニング×デザインのスキルを駆使して行う

・余計なものは削ぎ落とす。
・分類する。
・関係を見直す。
・名前をつける。
色々なやり方があり、臨機応変に対応します。


スキル5|プロジェクトマネジメントの知識と実経験

・プロジェクトとは何か?を理解している。
・プロジェクトを最初から最後まで推進した経験がある。
・絵空事ではないプロジェクトの生々しい話ができ伝える話ができる。

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【乗算スキル】つまりは個々のスキルを組み合わせて使っている

「プランナー×デザイナー×ファシリテーター」のスキルを組み合わせて使えるか?それをプロジェクトマネジメントのスキル(お作法)でプロジェクト化していく。

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書籍PR|リーダーが育つ変革プロジェクトの教科書

2018年12月に発売された「リーダーが育つ変革プロジェクトの教科書」の14章に主役として登場しています。

運営サイト|良い問いを創る。yoitoi.com

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プロジェクトデザイナー( Project Designer )を名乗っている人たちと交流会をしてみたいと企んでいます。

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Photo by Jessy Smith on Unsplash


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アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。

noteに書くことで思考の整理ができます。読んでくれてありがとう。
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ほぼ毎日note。プロジェクトを2つのデザイン側面(設計のDESIGN、意匠のdesign)から支援。働くをアップデート中。良い問いを創る、yoitoi.comでも活動中。リーダー育成はミッションの1つ。#HHKB をスマートに運ぶ方法も考えている。
コメント (1)
仕事でプロジェクトマネジメントに携わっていますが、他の4つのスキルセットの視点、大変参考になりました。良記事ありがとうございます。
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