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Me gusta el fútbol


属性をこえていけ

私の人生の目標。
肩書きにとらわれない人になる。
属性を越えて、属性を超えた人間になる。

個人の属性性質は、
生まれた場所、育った環境、家庭の経済状況、職業、受けた教育など様々な要素に影響されるものである。大人になればなるほど、関わっていく社会が均質化していくように感じる。例えば、医師として働いていると、日常的に関わるのは医療関係者(医師・看護師・薬剤師 etc.)であり、意識的に他のコミュニティに飛び込もうしなければ出会う人々の多様性は減っていく。

そうした環境にいると、自分を含めた自分を取り巻く環境の「集合知」が衰えていく。高まらない。だから危機感を持って関わりの多様性を増やし続ける意識を持ちたいし持たなければならない。

じゃあ、どうすればいいのだろう?

多様性のある関わりを持つきっかけとして

サッカー/音楽/ダンス

この3つに私は大きな可能性を感じている。

今回は、サッカーについて、深掘りしようと思う。

挨拶のようなパス

6歳でボールを蹴り始め、8歳で少年団に入り、大学の部活を引退する26歳まで約20年間サッカーに関わってきて感じたこと。引退してから、フットサル・ソサイチ・草サッカーをやっていて感じること。

サッカーは
簡単に属性を超える。ということ。
沢山の人と出会える。ということ。
すぐに仲良くなれる。ということ。
パスだけで性格がわかる。ということ。

小中高は学校単位の部活でやっていたけれど、地域の合同練習や、地域・都道府県の選抜で出会って仲良くなった友達が沢山いる。大学に入ったらサッカーをするために日本全国から色々な学生が集まっていた。社会人になってからも、フットサルをするために友達の友達が呼ばれて、際限なく友達の輪が広がっていく。個人フットサルに行けば、初めましてのおっさんと仲良くなれる。

サッカーは競争じゃなくて、共闘なんだ。サッカーの本質について河内一馬さんが書いたこの本にも、ヒントが隠されている気がした。サッカーの可能性を感じずにはいられない。

国境なんて関係ない

世界のナカタ、世界のナカムラ、世界のカガワ、世界のホンダ。2023年現在、海外で「日本人プレーヤーは?」と聞いたら返ってくる答えは「Mitoma!」らしい。世界のミトマだ。

”サッカーで国境を越える”を体現している、筑波大学時代の後輩がいる。

Twitter:@SoccerJindo
Instagram:@storyofjindo

Jindoは筑波大学を休学しアフリカのザンビアに渡りプロサッカー契約を勝ち取った。大学卒業後はガーナに渡り2チームでプレーし、現在は来シーズンの契約調整中で日本に一時帰国している。

帰国中に食事

彼のすごいところはその行動力と、目標からの逆算力だろう。”2025年のクラブW杯に出場する”ために出来る全てのことを欠かさずやっている。応援せずにはいられないし、負けてられないなと刺激を受けた。アフリカの話も色々聞かせてもらった。正直、日本の感覚では理解できないようなことも沢山ある。そんな言語も文化も違うアフリカという環境で、"サッカー”というその一点をきっかけに道を切り開いていったJINDOには大きな拍手を送りたい。また、人と人を繋ぐサッカーのポテンシャルを改めて感じた。

世界のJindo Morishitaになる日を楽しみに待っている。

ヴィニシウスとキング牧師

バスク人純血主義を貫くアスレティック・ビルバオなど、特殊なチームはあるにせよ、サッカー界もグローバル化が非常に進んでいる。だからこそ、あってはならないような人種差別がまだ起こっていることには驚く。

と、同時にキング牧師が、ガンジーの非暴力の教えを教訓に公民権運動を行って、法の下における人種差別を終わらせたのが1964年。まだ60年も経っていないことにも驚く。コテンラジオで聞けるので是非聞いてみて欲しい。

世界について、知らないことがまだまだ沢山あるなーと思わされた。

まとめ

Me gusta el fútbol = フットボールが好きだ。ということ。サッカーを通して、少しでも世界を知ることが出来たらいいなと思う。南米の草サッカーに飛び入りで参加したり、アジアとかアフリカとか、空き地でやってるサッカーもどきに顔出してみたい。音楽とダンスも、サッカーと同じくらいポテンシャルを感じている。またいつか、深掘りしようと思う。


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